たった一つの命を捨てて、
生まれ変わった不死身の身体。
鉄の悪魔を砕いて叩く。
キャシャーンがやらねば誰がやる。
僕のヒーロー「新造人間 キャシャーン」のオープニングで使われていたナレーションである。
白洲次郎、勝海舟、そして、新造人間キャシャーン。僕が尊敬してやまない3氏。
この3氏に共通するのは「俺がやらねば誰がやる」という気概に他ならない。
翻って、今の三浦市社協には、こうした気迫がやや希薄なように見受けられる。
地域福祉の最後の砦、それは社協に他ならないはず。
ややますると「隠し砦」と化し、住民から見えにくい存在になってはいないか。
個々の職員は本当に日々頑張っている。疲弊しているかも知れない。
それでもなお僕らは「社協がやらねば誰がやる」を合言葉に地域住民の皆様と向き合わねばならない。
社会福祉法人三浦市社会福祉協議会副会長
佐藤 千徳