地域社会の一員として。
豊かな自然を、次の世代に。みうらの至福人
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。 みうらの地域福祉を優しく支える
「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。 今回ご紹介するのは、
「三浦の自然を学ぶ会」代表の横山一郎さんです。
「本会は 1978年に始まった団体で、40数年の歴史があります。小松ヶ池と黒崎の鼻の清掃と自然観察や、
水辺の生き物を守るための小さな田んぼづくりの活動をしています。人の暮らしのそばにある三浦の自然環境は、
人の活動や外来種の影響などにより劣化するため,
豊かさを守る活動が必要だと考えます。 この豊かな自然を、 次の世代につないでいきたいです。」
「社協みうら」第222号のラインラップ
みうらの至福人 ― 横山一郎さん
- みうらの至福人一横山一郎さん
- 特集・認知症カフェと介護者のつどいの報告
- 三浦市ボランティア情報
- 自立支援最前線一就労支援センターどんまい
- 市民活動訪問記
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 三浦市社協イメージキャラクター
- 三浦市社協ってどんなところ? 一フレイルサポートセンター
- 広報紙「社協みうら」 廃刊のお知らせ
- 陳情書について
- 教えて!山田さん一理学療法士・山田泰之の 「介護ワンポイント・アドバイス」
- 福祉カレンダー
【特集】地域包括支援センターより認知症カフェと介護者のつどいの報告
オレンジカフェとは、認知症の人やその家族、地域住民、医療や福祉などの専門家など誰でも気軽に集える場所です。訪れることは自由で、帰ることも自由です。お茶だけでもよいです。ここでは、認知症について知る、学ぶ、考えることができます。また、認知症予防に効果的な運動もしています。三浦市内では、地域包括支援センターが地域のボランティアの協力を得て、開催しています。
昨年十一月十九日に、地域包括支援センターリンクとして、南下浦地区において初めて、オレンジカフェを開催しました。参加者数は九名でした。「仲間と一緒に認知症予防をしたい」「認知症の人の対応方法を学びたい」などの運営のヒントをいただいたので、今後に活かしていきたいと思います。
当日は、認知症の当事者も参加されました。 最初は後ろ向きなこともお話しされていましたが、周りが温かく見守りながらお話を聞き、オレンジカフェ終了後には、数人の参加者がその方の近くに行き、談笑されていて、とても温かい気持ちになりました。地域とのつながりの場で、新たな出会いを広げてみませんか?気楽な気持ちで一度お立ち寄りください。また、他の場所でも不定期開催していますので、お問い合わせください。日時:毎月第三火曜日十時~十一時三十分場所:三浦市ボランティアセンター(上宮田一四八九-三)
* * * 昨年十二月一日、市民交流センターニナイテにおいて、家族交流会と講演会をおこないました。(公益社団法人認知症の人と家族の会神奈川県支部主催・本会地域包括支援センター共催) 家族交流会は十名の参加があり、介護の悩み等を共有しました。講演会は、川崎幸クリニックの杉山孝博院長が講師を務めました。三十四名の参加があり、皆様熱心に聞き入っていました。 三崎地区にお住いの方は…☎八七六-七五五七(おまかせ)まで。 南下浦・初声地区にお住いの方は…☎八八七-〇〇四八(リンク)まで。
ボラセンカフェからのお知らせ
三浦海岸駅近くにあるボランティアセンターでは、ボランティア講師による市民講座を開催しています。興味のある方はぜひご参加ください。
初心者向け囲碁・将棋:毎月第三火曜日
手芸リメイク: 毎月第三水曜日
折り紙: 月一回(詳しい日程はお問合せください) いずれも十三時三十分~十五時です。
誰でも立ち寄れるカフェを併設しています。コーヒーを飲みながら、楽しくお過ごしください。
ご寄付ありがとうございます
「RIVIERAフィッシングマスター二○二四ハギ」の釣果をご寄付いただきました。カワハギは就労支援センターどんまいで調理し、本会のデイサービス等で提供させていただきました。株式会社リビエラリゾート様、ありがとうございました。
ボラ協 みうら市民まつりに出店しました
十一月十七日のみうら市民まつりにおいて、三浦市ボランティア連絡協議会(ボラ協)は、ステージの司会進行とフランクフルトの販売をおこないました。販売では、新しくボラ協会員になったみうらっこ食堂も加わり、十代から八十代のメンバーが活躍しました。多くの方に立ち寄っていただき、にぎやかな一日となりました。ありがとうございました。
自立支援最前線「就労支援センターどんまい」 昨年三月より、新しくどんまいの仲間になった山田次男さん。 元気で明るく、毎朝大きな声で挨拶をしてくれる、とても素敵な方です。 もともと関西でお弁当作りの仕事をしていた経験から、どんまいの調理作業はまさに得意分野。調理器具の洗浄も非常にきれいに仕上げ、調理以外の作業にも意欲的に取り組んでいます。どんな作業でも率先しておこない、とても頼もしく、安心して任せることができます。 「毎日の作業が楽しい!」とニコニコしながら話してくれました。趣味はボーリングで、月に三~四回ボウリング場通い、一人でも行くほどハマっているそうです。 何事にも一生懸命に取り組む真面目な山田さん。これからもたくさん活躍されることを、どんまい職員一同期待しています。(藤村) 三浦市社会福祉協議会が運営する「就労支援センターどんまい」へのお問い合わせは…☎888-7655
市民活動訪問記
四十六年前に、PTAの自然観察の講座から組織化された団体で、会員数は二十二名です。市内のシニア世代が多く、市外の方も参加しています。世代を超えて和気あいあいと活動しているのが自慢です。また、活動することで、ご近所や仕事以外の色んな人とのつながりができたことも喜びです。清掃活動をしていると「ご苦労様」 「ありがとう」と温かい声を掛けていただくこともあり、嬉しい気持ちになります。現在、小松ヶ池の清掃を第二火曜日、黒崎の鼻の清掃を奇数月の第三火曜日、田んぼの活動を不定期で土・日曜日に実施しています。活動をしながら、自然観察会や希少種の保護もおこなって います。新入会員募集中で、お試しの参加も可能です。ホームページもありますのでご覧ください。(横山一郎代表談)
季節ごとに発行する会報には、活動の様子と豊かな三浦の自然、外来種との葛藤やゴミとの戦いなどが、たくさんの写真とともに掲載されていました。会に関するお問い合わせは、ボランティアセンターまでお願いします。
狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は1月24日・2月28日。予約制☎888-7347
Q. 八十代の夫婦でアパートに四十年間住んでいます。アパートは築五十年で、かなり老朽化していますが、居住するのに大きな問題はありません。大家から老朽化しており建て替えたいので立退いて欲しいと言われました。立退かないといけないのでしょうか。仮に立退く場合、立退料を請求することはできるでしょうか。
A:賃貸人である大家が、賃借人であるご相談者に対し立退きを求める場合、契約期間満了六か月以上前までの解約申入れ又は更新拒絶が必要なことに加えて、正当な事由の存在が必要です(借地借家法28条)。
正当な事由とは、①主として、建物賃貸人と賃借人が建物の使用を必要とする事情を比較衡量し、②補完的に、(ア)建物賃貸借に関する従前の経過、(イ)建物の利用状況及び建物の現況、(ウ)財産上の給付 (立退料)をする旨の申出を考慮して判断されます。ご相談者は八十代の高齢夫婦であるため、新たに代替物件を借りることは困難と思われ、また、四十年間もの長期にわたり当該アパートに居住しており、当該アパートを中心とした生活基盤を長期間かけて築いてきたと推察されます。立退きは、この生活基盤を失わせるに等しいものですので、ご相談者には当該アパートを使用する必要性が高いといえます。これに対し、ご相談者の必要性を上回るほどの必要性が、大家に認められることは稀であり、アパートの老朽化それのみでは正当事由を肯定するには足りません。本件で正当事由が認められるとは通常は考えられず、立ち退く必要はないと考えます。
仮に、合意により立ち退く場合、ご相談者は、立退きの条件として、大家に対して立退料を請求することは可能です。賃貸人及び賃借人それぞれの年齢や資産状況等を考慮し、①賃借人が負担する移転に要する費用のほか、②立退きにより賃借人が事実上失う居住権及び立退きにより消滅する借家権を金銭的に評価した金額等を考慮して、請求する立退料を算定することになります。(担当弁護士:國友大夢)
三浦市社協ってどんなところ?
事業紹介「フレイルサポートセンター」
聞きなれない言葉だと思いますが「フレイル」とは、簡単に言うと加齢に伴う「虚弱状態」という意味そうならないようにお手伝いするのが、私たちの役割です。介護保険を使うサービスで、祝を除く月曜日から金曜日の、午前か午後のいずれか三時間、通っていただくことができます。内容は、運動を中心としたリハビリや、脳トレ、作訓練、看護師が直接お話を伺う栄養や健康の相談などです。いつまでも元気に暮らしていけるよう、サまた、リハビリ室の奥では、介護保険を使わずに短期集中で、週一回午前中一時間半程度、 C型デイサービスという介護予防サービスをおこなっています。どちらも見学できます。是非、ご連絡お待ちしております。お問い合わせは右記までお願いいたします。 (安東)
三浦市社協で、一緒に働きませんか?
介護職員・看護師・ケアマネジャー 募集中です!
☎888-7347まで、お気軽にお問い合わせください
▼本会の紹介動画をYouTubeにて公開中です!
https://www.youtube.com/watch?v=ImWKv6wONwY
広報紙「社協みうら」廃刊のお知らせ Information
これまで、三浦市区長会のご支援のもとに、市民の皆様に配布して参りました「社協みうら」を、次号をもちまして廃刊といたします。
これまでも、一部の区長からは「地域の高齢化による担い手不足によって、配布の負担感が増している。」とのご指摘を受けてきたところですが、今般のSNSなどの普及により、情報の入手経路が多様化したことから、紙媒体での情報発信に関し、一区切りつける決断をした次第です。
長きにわたり、本紙をご高覧いただいた皆様、配布にご協力いただいた皆様に心より御礼申し上げます。
この先は、よりタイムリーな情報発信の実現を目指して、SNSの活用を進めて参ります。今後とも、本会の活動にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
陳情書について Report
昨年、8月14日に三浦市議会へ提出いたしました「身寄りのない高齢者の施設利用に関する陳情書」について、9月12日に開催された都市民生常任委員会において了承されました。
【提出の理由】三浦市において、依然として身元保証人の存否を施設入所の条件としている特養等もあると聞き及ぶことから、その是正を求めるものです。
【陳情の趣旨】全国的に単身世帯・単身高齢世帯は今後ますます増加することが見込まれており、こうした状況がわが三浦市では、全国に先駆けて、いち早く訪れます。現時点においても、当法人が運営する地域包括支援センターでは、身寄りのない高齢者の対応に苦慮する場面が増えています。身元保証人がいないことで一部福祉サービスの利用を制限されてしまう現実がそこにあるからです。
今年度、地域ケア会議においても主要な課題として取り扱われているようですが、いまだに解決策は示されておりません。我々の問題提起は、このまま現場のエッセンシャルワーカーにのみ、この問題を委ねていてよいのか?という素朴な疑問に端を発しています。これを社会的な課題として捉え、関係機関が相互に連携できる仕組みが求められているのです。
そこで、下記の対策を早期に講じるように求めました。①実態調査の実施、②課題の顕在化、③ガイドラインの普及と活用、④三浦市の責任の明確化、⑤終活支援センターの設置。本会としては、市の今後の動向に注目していきたいです。
教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
テーマ「住環境の調整 浴室編」
住環境において浴室が転倒等危険な場所なのは、滑りやすいことに加えて、狭い空間の中で立ち座り、方向転換、また動作と不安定な姿勢をとる場面が多いためです。高齢者に限らず以下の対策が有効になります。①手すりの設置…工事なしで据え置くものや、浴槽の縁に設置できるものもあります。②椅子の設置…高さのあるものが望ましく、脱衣所にもあるとより良いです。③滑り止め対策…浴槽内に設置できるマットや、ピンポイントで使用できる、薄く小さいシートもあります。④ヒートショック対策…二十二度を目安に、急激な温度差を避けましょう。浴室暖房がない場合は、入浴前にお風呂のふたを開けておく、浴室の床にお湯をかけて暖めるなどの方法があります。本記事に関するお問い合わせは☎八七六-八六五五(フレイルサポートセンター)までお願いいたします。
2025年1月 7・21日ボラセン講座(囲碁) 8日どんまい市立病院販売 10日表彰式典 15日ボラセン講座(手芸) 16日ボラセンランチ会 23日どんまい市立病院販売 24日無料法律相談 30日未病ウォーク 2025年2月 4・18日ボラセン講座(囲碁) 13日どんまい市立病院販売 19日ボラセン講座(手芸) 20日ボラセンランチ会 25日未病ウォーク 26日どんまい市役所販売 28日無料法律相談 未病サロン情報 その他の地区でも不定期開催しています。 詳しくは下記☎までお問い合わせください。 2025年1月 7日シーアイ 7・21日飯森中区 8日海外楽友会 ボラセン三崎 10日老人福祉保健センター 14日小網代会館 14・27日氏子会館 15日GHみづき 16日ボラセン(えきちか) 17日市民交流センター 21日暖館・海外区 6日宮川会館 24日あんじゅ三崎口 2025年2月 4日シーアイ 4・18日飯森中区 6日宮川会館・日の出会館 6・20日ボラセン(えきちか) 12日海外楽友会・ボラセン三崎 14日老人福祉保健センター 18日暖館・海外区 19日GHみづき 21日市民交流センター 28日あんじゅ三崎口 みうらふれあいサロン情報 2025年1月 8・15・22日城ヶ島区民センター 8・22日初声市民センター 9・16・23日勤労市民センター 10・24日チェルSeaみうら 14・28日県営上宮田団地集会所 17・24日岬陽小 2025年2月 7・21・28日岬陽小 12・19・26日城ヶ島区民センター 12・26日初声市民センター 13・20・27日勤労市民センター 14・28日チェルSeaみうら 25日県営上宮田団地集会所 掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。 お問い合わせは… ☎888-7347までお願いいたします。