体験してわかったことを、アイディアに。
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、福祉用具アイディアコンクールの最優秀賞に輝いた海沼颯登さんです。家の中をスムーズに動けるように、また、安心して散歩や買い物に出掛けられるようにするための道具「しゃべるマット&シート」のアイディアを出していただきました。目隠しをして実際に歩いてみて「音声で、今どこにいるか教えてくれたらわかりやすいし、安心だ。」と思ったことから、地面や壁に触れると音声で場所を教えてくれるシートを考えついたそうです。
「社協みうら」第205号のラインラップ
みうらの至福人―海沼颯登さん
- みうらの至福人―海沼颯登さん
- 特集・令和3年度 社会福祉功労者表彰式典
- 三浦市ボランティア情報
- サロン訪問記
- 介護支援最前線―それいけ!デイサービスセンター
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 三浦市社協ってどんなところ?―三浦市ボランティアセンター
- 事務局長就任のご挨拶
- 各事業所で季節のイベントをおこないました
- 学習支援事業「ゆうあい三浦塾」について
- 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
- 福祉カレンダー
令和三年度 社会福祉功労者表彰式典一月十四日、市民交流センターにおいて、標記式典を開催いたしました。表彰・感謝の対象となった皆様をご紹介いたします。(以下順不同、敬称略)
【表彰】三浦地区保護司会▽長澤清美
社会福祉施設従事者▽島谷裕子▽宇津木和子▽山田久栄▽麿和美▽古敷谷隼人▽伊藤慎介▽吉塚勝
社会福祉協議会職員▽落合睦美▽山中貴代▽宮川初江▽三森与之
【感謝】▽医療法人財団青山会福井記念病院 理事長 高屋淳彦▽社会福祉法人県央福祉会三浦創生舍 施設長 野村工
【福祉用具アイディアコンクール】最優秀賞▽海沼颯登
優秀賞▽青木うた▽内山敬介
なお、式典は感染対策のため、例年より時間を短縮し、少人数にて開催させていただきました。受賞されました皆様、おめでとうございます。いつも三浦市の福祉の推進のためにご尽力いただき、本当にありがとうございます。今後も皆様が健やかに、地域で活躍されることをお祈りしております。
三浦市ボランティア情報
市民交流センターまつり・市民活動デイ三浦市民交流センターニナイテ(ベイシア三浦店二階)にて、市民活動グループと市民が交流する場として、市民活動マーケット、活動展示、活動アピール、動画ライブ、大抽選会などが催されます。ぜひ足をお運びください。
▽市民活動ウィーク…日時:三月十三日(日)~十九日(土)九時~二十一時▽市民交流センターまつり・市民活動デイ(抽選会)…
日時:三月二十日(日)十時~十五時▽お問い合わせ 三浦市民交流センターニナイテ(☎八四五-九九一九、特設ページmiuracc.org/matsuri/)
令和四年度ボランティア保険のお知らせ全社協ボランティア活動保険及び行事保険は「社協及びその構成員・会員ならびに社協が運営するボランティアセンターなどに登録されているボランティア」にご加入いただけます。令和四年度の申込み書類が届きましたので、加入希望者はボランティアセンターまでご来所ください。各種保険料に変更はありませんが、ボランティア活動保険に「特定感染症重点プラン」が新設されました(年間保険料五五〇円)。昨年の改訂で、活動保険の「特定感染症」に新型コロナウイルスも含まれています。プランの詳細やお手続き等に関するお問い合わせはボランティアセンター(上記☎)までお願いいたします。
サロン訪問記 第12回三浦市民交流センター(ベイシア二階)のサロンは、本会が月一回実施している未病サロンです。本会の理学療法士とボランティアが協力して運営しています。
椅子に座ったままできるストレッチ体操から始まり、月ごとのテーマに沿ったプログラムをおこないます。また、定期的に体の筋肉量や骨密度の計測も実施し、ご自身の体の状況を把握する機会もつくっています。「楽しく参加できる」「笑って過ごせる」ことをモットーにしているので、新しく参加される方も大歓迎です。
一月は「認知症予防」をテーマに、講座と認知症予防の脳トレ「コグニサイズ」を実践しました。参加している方からは「徐々に複雑になっていくステップを踏むのは、難しくて思わず笑顔になってしまいます。あっという間の時間でした。」との声が聞かれました。 次回は三月二十五日(金)、十四時~十五時三十分に開催します。多くの方のご参加をお待ちしています。四月以降の日程については、本誌最終ページの「福祉カレンダー」をご覧ください。(北村)
介護支援最前線 「それいけ!」へのお問い合わせは…☎881-7770
それいけ!デイサービスセンター、最高齢のご利用者様をご紹介します。横浜生まれの薄井さんは、現在なんと九十八歳です。平成四年に三浦市に移住され、六年前に大腿部を骨折して入院するまでは、家事全般を取り仕切っていたそうです。
昨年よりご利用を開始され、リハビリに精力的に取り組まれており、通所当初は車いすで移動していましたが、今ではご自分の足で色々な場所へ歩いて行かれるほどにまで回復しました。製作作業やカラオケなどのレクを楽しみにされており、「デイサービスでお友達ができたので話すことも楽しみ」と微笑まれました。「目標は、百歳まで元気にデイサービスに通うことと、同居している息子に心配を掛けず、家での生活を続けることです。」と力強くお話しされました。(本石)
狩倉弁護士のワンポイント法律相談 社協の法律相談は3月25日・4月22日。予約制です。☎888-7347Q:多重債務とはどのような状態ですか?どのような状態になったら、相談するべきでしょうか? A:多重債務とは、複数の消費者金融、クレジット会社及び銀行等から借入等をし、返済すべき金額が多額になった状態をいいます。
返済のために公共料金や家賃を滞納するとか、借金の返済のために、さらに借入をするとか、返済期限までに返済ができないとかというように、自分の収入だけでは返済ができない状態になるか、近いうちにそのような状態になることが予想される場合には、約束とおりの返済はできず、生活が破綻してしまいますので、弁護士に相談し、対応を検討すべきです。
個人の債務整理の方法としては、①任意整理、②個人再生、③自己破産の三つがあります。①任意整理は、裁判所の手続を利用せず、債権者との合意により支払総額や支払方法を定め、支払可能な範囲で返済を行う方法です。②個人再生は、裁判所における手続で債務の一部をカットしてもらい、残額を再生計画に基づき返済していく方法です。③自己破産は、裁判所に申し立て、財産があれば換価・配当したうえで、債務の支払を免責してもらう方法です。弁護士と相談のうえ、適切な手続を選択することになります。
負債を負っていても、収入の範囲内で返済ができていれば、直ちに弁護士に相談し、債務整理をしなければならないわけではありませんが、多重債務に至った場合、早晩、支払困難となることが一般的ですので、現時点で支払が可能でも、不安に思ったら、早期に弁護士に相談することが望ましいといえます。(担当弁護士 井上 志穂)
三浦市社協ってどんなところ?
事業紹介「三浦市ボランティアセンター」三浦市ボランティアセンターは、引橋の安心館一階にあります。三崎下町には、NPO法人スローハンド(認知症高齢者対応型通所介護事業所ぶらい庵)の二階部分を間借りした「ボランティアセンター三崎支所」もあります。
センターでは、ボランティアに関する「やりたい」「手伝って欲しい」等の相談や調整、ボランティアや地域住民のための講座・勉強会の開催、市民活動助成金の審査・交付、学校等での福祉教育に関する相談、三浦市ボランティア連絡協議会の事務局、ボランティア活動・行事保険の手続き等をおこなっています。センターには、福祉、環境、防災、観光等の活動をしているボランティア団体が約三十、個人ボランティアが約百名登録しています。地域課題の解決や、ご自身の生きがいとして、さまざまな活動に取り組んでいます。登録されている方には、定期的にボランティア募集のお知らせや、研修会のご案内等を送付しています。「なにかボランティア活動をしてみたい」と考えている方はぜひお気軽にご連絡ください。本誌二面の「三浦市ボランティア情報」のコーナーでもお知らせしていますので、ご覧ください。(齋田)
事務局長就任のご挨拶昨年12月、常務理事の日景永子が事務局長を兼務することになりました。
本人のコメント「福祉が地域に浸透することを願いつつ、最前線の現場で働くすべての社協職員を支えることで、地域福祉の推進に力を尽くしてまいります。まだまだ微力でございますが、どうぞよろしくお願いいたします。」各事業所で季節のイベントをおこないました遠くにお出掛けできない分、年末年始は室内で楽しく過ごしました。 写真は、HUGくみで年賀状を作ったときの様子と、それいけ!のクリスマス会の様子です。学習支援事業「ゆうあい三浦塾」について12~1月に冬期講習、1~2月に個別講習を開催し、高校受験に向けて中学2・3年生の学習を支援しました。現在、講師ボランティアを募集しています。教員OBなど、学習指導の経験がある方大歓迎です。興味のある方は、☎888-7347(杉崎)までご連絡お願いいたします。教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」テーマ「筋肉のけいれん③」
前回に引き続き、脚がつることを予防する方法と、受診の目安についてご紹介します。
運動により筋肉を収縮させ、筋肉周囲の血管に対してポンプ作用を促すことで、血液循環がよくなります。また筋肉の収縮は熱産生を伴うので、冷え性による血管収縮を予防する効果もあります。
脚の筋力トレーニングとしては、①踵上げ運動②スクワット③階段昇降などがあります。
脚のけいれんは一時的な場合が多いですが、年齢とともに慢性化、重症化していくこともあります。その場合には、医師の診察を受けてください。症状が繰り返す場合や、脚のしびれが続く、動かせない、他の身体の部位にも症状がある場合には、病気の可能性もあります。例えば、脳血管障害、腰部の神経障害、腎疾患、ホルモン異常などが考えられます。
どんどん!デイサービスセンターには、「未病センター」を併設しています。体脂肪率や筋肉量がわかる「体組成」の測定や、健康相談を受け付けております。スタッフが「出張未病センター」として出掛けていることがありますので、お電話にてご予約の上お越しください。お問い合わせは…☎八五四-五八二〇「どんどん!」までお願いいたします。2022年3月 17日どんまい市立病院販売 23日どんまい市役所販売 25日無料法律相談 2022年4月 22日無料法律相談 未病サロン情報 その他の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記☎までお問い合わせください。 2022年3月 1日シーアイ 1・22日飯森中区 2・23日ボラセン三崎 3日日の出会館 8日小網代会館 10日海外会館・宮川会館 15日暖館 25日市民交流センター 28日氏子会館 毎週金曜日老人福祉保健センター 2022年4月 5日シーアイ 5・19日飯森中区 6・27日ボラセン三崎 7日日の出会館 12日小網代会館 14日海外会館・宮川会館 19日暖館 25日市民交流センター 毎週金曜日老人福祉保健センター みうらふれあいサロン情報 2022年3月 8・22日南下浦市民センター 9・16・23日城ヶ島区民センター 10・17・24日勤労市民センター 14・28日初声市民センター 2022年4月 11・25日初声市民センター 12・26日上宮田県営団地、南下浦市民センター 13・20・27日城ヶ島区民センター 14・21・28日勤労市民センター 22日岬陽小 掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。 各予定のお問い合わせは☎888-7347 事務局において、在宅勤務を実施しております。御用の方は、お越しになる前にお電話にてご予約ください。 生活福祉資金(新型コロナウイルス関連の貸付)に関するご相談も、まずはお電話くださいますようお願いいたします。相談スペースの確保と感染防止のため、三浦市社会福祉協議会安心館会議室等の貸し出しを休止しております。 本件に関するお問い合わせは… ☎888-7347までお願いいたします。カテゴリー: 未分類