便利で、おもしろいのがいい。
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。今回ご紹介するのは、福祉用具アイディアコンクールで最優秀賞に輝いた向山洸希さんです。「『体温測定服』というアイディアを考えました。一緒に住んでいるおばあちゃんが血圧を測っているのを見て、思いつきました。この服は、着ているだけで体温を測ることができます。しかも、熱が出るとアラームが鳴り、手首を冷やす機能がついています。もし本当に『体温測定服』ができたら、お年寄りや色々な人に着て欲しいです。」
「社協みうら」第193号のラインラップ
みうらの至福人―向山洸希さん
- 特集・令和元年度社会福祉功労者表彰式典
- 三浦市ボランティア情報
- 介護支援最前線―居宅介護支援事業所アンド
- サロン訪問記-未病サロン菊名
- 元気!社協の職員
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 職員募集中です
- 映画「道草」三浦上映会
- 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
- 福祉カレンダー
令和元年度社会福祉功労者表彰式典
一月十日、社会福祉功労者表彰式典を開催いたしました。
長く地域福祉推進に貢献された方などを表彰しました。受賞者の皆様、おめでとうございます。そして、いつも地域福祉のためにご尽力くださいまして、本当にありがとうございます。
表彰
▽池田美和子様・脇谷和之様・米田ふさ子様・窪田智江子様・鎌田豊子様・山崎幸夫様・原薫様・菅原由美子様・白勢順子様・安田正代様(三浦市民生委員児童委員協議会)
▽東岡区様
感謝
▽木曽瑛子様▽吉永明美様▽今井嘉津子様(みうら観光ボランティアガイド協会)
▽県営上宮田団地(第四区)自治会(子ども見守り隊)様▽かながわ信用金庫様▽公益財団法人神奈川心身障害児福祉基金財団様
福祉用具アイディアコンクール入賞者
最優秀賞▽向山洸希様
優秀賞▽大平菜摘様▽日髙芳子様
どんどん!デイサービスセンター卒業者
▽鳥井光雄様
CHO表彰
▽西高美智代様▽二瓶寿栄子様
ボランティア交流会 三浦市ボランティアセンターで、市内外で活動するボランティアの交流会を開催します。さまざまな分野で活動するボランティアが一堂に会し、情報交換などをおこないます。▽日時:三月十日(火)十四時~十五時三十分▽場所:市民交流センター研修室▽お問い合わせは…☎八八八‐七三四七(齋田)まで。
市民交流センターまつり・市民活動デイ
昨年六月に開所した市民交流センターが主催する標記イベントが開催されます。
市民活動グループと市民が交流する場として、市民活動マーケット、展示、活動アピール、ステージライブ、大抽選会などが企画されています。ボランティア・当事者団体などに興味がある方は、ぜひ足をお運びください。▽日時:三月二十二日(日)十時~十五時▽場所:市民交流センター(ベイシア三浦店二階)▽お問い合わせは…☎八四五‐九九一九(市民交流センター)まで。
三浦市ボランティア情報
介護支援最前線―居宅介護支援事業所アンド お惣菜屋を長年営んでいた長澤さん。ご近所にはお知り合いがたくさんいて、しばしばご自宅で仲良くおしゃべりしています。 足を骨折され、昨年退院した当初は家事もままならず、ご家族がサポートしていました。デイサービスの利用を再開して、一生懸命リハビリをした甲斐があり、現在は歩行器を使って自宅内を移動し、大好きなお料理ができるまでに復調しています。 長澤さんは「同居しているひ孫達のやんちゃな姿から、元気をもらっています。今は、週1回ヘルパーに掃除や洗濯を手伝ってもらっています。自宅周辺の散歩ができるようになるまで、今後もリハビリを頑張りたいです。」と話されました。 いつでも明るい笑顔で接してくださり、何に対しても前向きな長澤さん。これからも、目標を達成できるよう支援していきたいと思います。(岩﨑)
サロン訪問記会場の菊名区民会館に着くと、建物の外にまで「わっ!」と歓声が聞こえてきました。室内は、白熱の様相。何事でしょうか? 「坊主めくり、これが一番盛り上がります。」と教えてくれたのは、秋山徳子さん。「本サロンの特長は、住民有志五名で協力・分担し運営できていることです。例えば、体操指導、おやつの用意、区との連絡調整など、様々な役割があります。」 会場にあるアロマディフューザーも、参加者が都度持参し、その日の気分に合わせた香りを提供しているそうです。「参加者も含め、各々にできることをやっています。」 同じく有志の一人である石井京子さんからは「菊名区の住民が対象です。楽しいので、初めての方もお気軽にどうぞ!」とのこと。同サロンは、第三月曜日十三時三十分~開催しています。参加費は一人百円です。(杉崎)
元気!社協の職員 File No.42藤村千恵(就労支援センターどんまい 支援員) 就労支援センターどんまいの藤村千恵です。ここに来る前は、企画・営業・販売に関わる仕事をしており、どんまいの仕事は私には経験のないことばかりで、毎日が新鮮です。 特技は手先を使った小物作りや、ミニチュア雑貨の作品作りです。完成したときは、一人でニヤニヤしながら眺めてます。また最近は、集中力の持続や心と身体のバランス感覚を養うために、ダーツを始めました。仲間は若い人からご年配の方まで、幅広いです。背筋をピンと伸ばして立ち、呼吸をゆっくり整えて投げる…。この一連の動きは、大きな運動量ではありませんが、的に当たったときの爽快感はとても気持ちの良いものです。時間を見つけては通っています。 さて、どんまいの話に戻りますが、どんまいで出会うことができたご利用者の皆様を大切に、また、ご利用者様の熱い気持ちに応えられるよう、私自身スキルアップできるよう邁進していきます。
狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法律相談は3月27日・4月24日。予約制☎888-7347Q:台風による暴風により自宅の屋根が飛び、隣家の壁に当たって傷つけてしまいました。飛んでしまった屋根は、亡き夫と数十年前から住んでいる自宅のもので、数年前から雨漏りしていましたが、修理することなくそのままにしていました。隣人から壁の修理費用を求められていますが、私は修繕費用を支払わなければならないのでしょうか? A:まず、「故意」又は「過失」により隣家の壁に傷を付けたというような場合は、不法行為による損害賠償責任を負うことから(民法第七〇九条)、壁の修繕費を支払わなければならなくなります。この点、本件の台風による暴風のような自然災害は不可抗力であり、相談者が台風の発生を防止できるわけではありませんので、故意は認められませんし、令和元年に発生した台風十五号や台風十九号のような通常考えられる程度を大きく超えた異常な暴風につきましては、過失は認められないと考えるのが一般的であるように思われます。よって、「故意」又は「過失」に基づく責任は負わない余地があります。 他方、建物のような土地の「工作物」の設置又は保存に「瑕疵」があることによって他人に損害を生じた場合には、第一次的には工作物の占有者がその損害を賠償する責任を負い、占有者が損害の発生を防止するのに必要な注意をしたときは、工作物の所有者が賠償責任を負います(民法第七一七条第一項)。瑕疵がある限り、損害の発生自体に過失がなくても責任を負わなければいけません。「瑕疵」とは、その工作物が本来備えているべき性質を欠くことを意味していますので、本件においては、屋根が本来備えているべき性質を欠いていたかが問題となります。ご相談の屋根は、数年前から雨漏りしていたとのことですから、通常風では吹き飛ばされないような本来備えているべき性質を持っていなかった可能性があり、相談者は工作物責任により修繕費用を負担しなければならない可能性があります。ただし、通常の台風では考えられないような異常な暴風だったのであれば、その暴風で吹き飛ばされたとしても、本来備えているべき性能は持っていたのであるから、「瑕疵」は認められないとの反論も考えられます。 (担当弁護士 石川和樹)
職員募集中です
「社会福祉協議会」は、地域福祉の推進を図ることを目的とする組織です。三浦市を住みよいまちにするために、一緒に働いてくださる方を募集しています。
福祉の資格に関する研修制度も充実しています。初任者研修等の資格取得補助もありますので、初心者の方も大歓迎です。
「三浦市で働きたい、貢献したい」「資格を取ってスキルアップしたい」方におすすめの職場です!ぜひご検討ください。
【募集内容】
●共生サービスセンター暖館 ①介助員・②看護師
高齢者・障害児者のデイサービスを一体的に運営する「共生サービスセンター」
の職員です。運転の得意な方、大歓迎です。場所は小網代1369-1です。
●小規模多機能型居宅介護事業所 ③介助員・④看護師
デイサービス・ホームヘルプ・ショートステイのサービスを必要なときに必要な
だけ受けられる事業所の職員です。場所は安心館(菊名1258-3)です。
●就労支援センターどんまい ⑤調理員
一般就労が難しい方の訓練をおこなう「どんまい」で、ご利用者様と一緒に弁
当を作って、配達する職員です。場所は安心館です。
●自立相談支援センターいっしょ ⑥日常生活自立支援事業の生活支援員
日常生活自立支援事業とは、認知症や障害等で判断能力が不十分な人を対象に、
地域における暮らしをサポートする事業です。生活支援員は、福祉サービスの
利用手続き等をお手伝いする職員です。月に数回の出勤で可です。
※なお、①~⑥全て要普通自動車免許です。勤務形態や労働条件など、☎888-7347(成田・日景)まで、お気軽にお問い合わせください。
映画「道草」三浦上映会
施設入所ではなく、住み慣れた地域における自立した生活を自ら選択する重度知的障害者がいます。その存在を、様々な人に知ってもらうために開催します。
日 時:令和2年4月12日(日)①14:30~16:40 ②17:30~19:40
各回上映後に、ゲストのミニトークがあります。
会 場:三浦市民ホール(うらり)
入場料:1,000円 主 催:映画「道草」上映会三浦実行委員会
お問い合せは…NPO法人障がい者のあすの福祉をよくする三浦市民の会ぴあ三浦・柏美樹さん(☎888-7227)まで。
教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」 テーマ「歩行について④」 歩行を介助するときに大切なことは、やはり何よりも転倒を防ぐことにあります。基本は、バランスを崩しやすい方に介助者が寄り添って支え、その反対の手に杖や手すりがある状態が安定します。その上で、重心移動、足の運びを妨げないように誘導しながら介助すると動きやすくなります。それでも身体を支持することが困難な場合は、前方あるいは後方からしっかり支える必要があります。地面と接する面積が大きい歩行補助具を使用する等、状態に合わせた対応が求められます。 どんどん!デイサービスセンター(☎八五四-五八二〇)では、各個人の歩行評価とともに、必要な歩行補助具や装具の選択、介助方法の指導を実施しております。是非お気軽にご相談ください。【お知らせ】毎月第4木曜日に潮風アリーナで開催しておりました、遊びの広場「きらきらキッズ」は、今年度3月26日をもって終了いたします。遊びに来てくださった皆様、ありがとうございました。
2020年3月 5日どんまい市立病院食品販売 11日どんまい市役所食品販売 26日遊びの広場きらきらキッズ 27日無料法律相談 2020年4月 2・30日どんまい市立病院食品販売 8日どんまい市役所食品販売 24日無料法律相談 未病サロン情報 下記以外の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記までお問い合わせください。 2020年3月 3日シーアイ 5日日の出・海外区 10・17日小綱代区 11・25日入江区 12日宮川区 13日引橋 16日星和住宅・菊名・向ヶ崎区 17・31日飯森中区 24日メガロン 27日三崎口 毎週金曜日 老人福祉保健センター 2020年4月 2日日の出・海外区 7日シーアイ 7・21日飯森中区 8・22日入江区 9日宮川区 14・21日小綱代区 20日星和住宅・菊名・向ヶ崎区 24日三崎口 28日メガロン 毎週金曜日 老人福祉保健センター みうらふれあいサロン情報 2020年3月 6日岬陽小 9・23日初声市民センター 10・24日南下浦市民センター 11・18・25日城ヶ島区民センター 12・19・26日勤労市民センター 2020年4月 未定 掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。 各予定のお問い合わせは☎888-7347