自分のためになる。
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。
今回ご紹介するのは、ボランティアの喜多しづえさんです。
「1年半に渡り障害を持つ方のプールに同行し、マンツーマンで水泳指導のボランティアを行いました。週1回一緒にプールに行くことは、自分の健康維持のためにもなりました。」そのケースは終了しましたが、現在はNPO法人ハーベスト・きくなでボランティア活動をおこなっています。「利用者さんと仲良くなることができ、ボランティアは相手のためだけでなく、自分のためにもなる、ということを実感しています。」
また喜多さんは、車いすの方も利用できるバリアフリーの素泊まり宿「やじきたハウス」を経営し、安価で提供しています。ただし、利用は1日1組限定です。「いつもと違う環境で、ゆったり過ごして頂ける場所にしたいと思っています。」どんな活動をされるのか?今後の活動も楽しみな喜多さんです。(杉崎)
特集 今年も開催します!地域をつなぐはつらつフェスタ
「社協みうら」第166号のラインラップ
みうらの至福人―喜多しづえさん
- 特集・今年も開催します!地域をつなぐはつらつフェスタ
- 三浦市ボランティア情報
- 発達支援最前線―三浦市総合福祉センター児童発達支援事業所HUGくみ
- 福祉施設訪問記―介護付き有料老人ホーム Sアミーユ三浦
- 元気!社協の職員
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 三浦市民生活向上会議の開催結果/紙オムツ助成事業の実施について
- 理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
- 福祉カレンダー
今年も開催します!地域をつなぐはつらつフェスタ 十一月一日(日)十時~十五時、三浦市総合福祉センターにおいて「地域をつなぐはつらつフェスタ」をおこないます。地域の福祉施設やボランティア団体をはじめ、ゲームありステージありグルメありの、楽しさがギュッ!と詰まった「福祉の祭典」です。総合福祉センターにお越しになったことがないという方も、是非ぜひ遊びに来て下さい! 八月一日現在、出店・出演を表明していただいている団体は以下のとおりです。
バザーやゲームコーナーも実施します。
・くろば亭
・NPO法人ハーベスト・きくな
・社会福祉法人県央福祉会三浦創生舎
・三浦市地域婦人団体連絡協議会
・社会福祉法人神奈川県共同募金会
・シーサイド少年少女合唱団
・フラ・ハラウ・ヒロ
・就労継続支援B型事業所陽だまり
・岩戸養護学校和太鼓部
・三浦市ボランティア連絡協議会
・三浦シティ・ウィンドオーケストラ
・立教大学体育会応援団
チアリーディング部
・三浦ツナ之介(順不同) 当日は、福祉用具アイディアコンクールの授賞式もおこなわれます。 なお、左下段の地図のとおり駐車場を三崎口駅~引橋間にご用意いたしましたが、数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。
小さなお子さんと身体が不自由な方には、駐車場から総合福祉センターまでワゴン送迎をいたします。スタッフまでお気軽にお声掛けください。抽選券付き食券も絶賛発売中です。(杉崎)
生き抜く 南三陸町人々の一年 チケット前売り制、絶賛販売中!
九月二十六日(土)午後二時より、三浦市民ホールにおいて三浦市市制施行六十周年・社協設立六十周年を記念し「生き抜く 南三陸町人々の一年 チャリティ上映と講演」をおこないます。映画は、東日本大震災で大きな被害を被った宮城県南三陸町を、震災発生の二十八時間後から一年にわたって撮影を続けた大阪・毎日放送の取材班が、町の人々の見せるさまざまな感情を映し出したドキュメンタリーです。講演は、南三陸町前副町長遠藤健治氏に、東日本大震災被災時の体験と、復興に尽力された経過をお話いただきます。チケットは前売り制で、三浦市総合福祉センター・三浦海岸駅前の福祉なんでも相談「はにかみ屋」・三浦市市民協働課でお買い求めいただけます。必要経費を除く全額が被災地への寄付に充てられます。
(杉崎)
発達支援最前線―三浦市総合福祉センター児童発達支援事業所「HUGくみ」
大きな声で「ただいま!」とあいさつをする三堀徠愛くん。いつも笑顔で、みんなの人気者です。
現在小学校一年生で、学校もHUGくみも楽しく通っています。「算数で五とび、十とびやっているんだよ。」と勉強にも頑張って取り組んでいる様子。
HUGくみでの楽しみを聞くと「プラレール!」と元気いっぱいに答えてくれました。そんな徠愛くんはどんまい弁当も大好きで、お弁当の日は朝から楽しみにしています。「まだ食べてないから天ぷらが食べてみたい!」と話していました。
将来やりたいことを聞くと「まだ決まっていないよ」とのことなので、これから学校やHUGくみで様々なことにチャレンジして見つけてもらいたいです。(長谷川)
福祉施設訪問記―介護付き有料老人ホーム Sアミーユ三浦 三崎港にほど近い、静かな施設内で、高羽施設長(写真左)にお話を伺いました。「各個室にⅠHコンロを備え付け、利用者さまや訪問されたご家族さまに使って頂けるようにしています。利用者さまには、家のように過ごして欲しいと考えています。」 また、流しそうめんや近所の居酒屋で飲み会など、月々のイベントをおこなっていて、工夫を凝らしている様子がうかがえました。現在は「書道や編み物など、利用者さまのため、定期的にご指導頂けるボランティアを募集中です。」(杉崎)
元気!社協の職員 加藤将理(HUGくみ職員) はじめまして!川崎育ちの三十二歳です。「育った土地と違うところで生活してみたい」また「社会福祉士の資格を活かして、様々な分野に関わることができる仕事に挑戦してみたい」と思っていました。そんな折、三浦市社協とその取り組みをホームページで知り、入職するに至りました。半年が経ち、九月からHUGくみに配属されることになりました。 まだまだ手探りですが、一つひとつの出会いを大切に、頑張っていきたいと思います。持ち味は、笑顔!皆さまとお会いできることを楽しみにしています。(本人談) 今年も10月1日から赤い羽根共同募金が始まります。各区、市内イベント、学校、公共機関の窓口で募金活動を行います。集められた募金は、神奈川県共同募金会を通じて県内の社会福祉関係団体に配分されます。皆様のご理解ご協力をお願いいたします。
狩倉総合法律事務所のワンポイント法律相談 Q:兄が多額の負債を背負っています。父親の財産もあてにしている様子です。父親の死後、父親の相続をめぐって兄弟間でトラブルにならないようにするには、どうしたらいいのでしょうか。 A:亡くなった人(被相続人)が遺言を残していない場合、被相続人の財産は民法で定められた割合(相続分)に応じて相続されることになりますが、遺産の評価・分け方をめぐって相続人間で協議がまとまらず、長期の争いになることが少なくありません。一方で、法的に有効な遺言が存在する場合には、基本的に遺言書で被相続人がしたとおりに遺産が分けられることになりますので、相続手続等も円滑に進むと考えられます。このように遺言書は、遺産をめぐる相続人間の紛争を防止するのに役立つといえますが、遺言はあくまで被相続人の自由な意思に基づき作成されなければなりません。質問の場合、仮に弟が父親に無理に遺言書を書かせるようなことをすれば、遺言書の効力が問題となったり、相続人の欠格事由(民法八九一条四号)が問題となったりする可能性があります。また、遺言の方法については、複数の方式があり、それぞれの方式について民法で厳格に規定されていますので、せっかく作成した遺言書が無効と判断されることのないように、それぞれの規定に従うこと、遺言の内容を明確にすること等の注意が必要です。通常利用されている自筆証書遺言の場合、全文自筆により作成する他、日付の記入が必用で、署名・押印も被相続人本人が行うことが必要です。これらの要件を欠くと無効になりますので、費用がかかりますが、公証役場で公正証書遺言を作成するのが確実です。 仮に父親が弟に有利な内容の遺言(例「財産の全てを次男(弟)に相続させる」)をした場合であっても、民法は、兄弟姉妹以外の相続人には一定割合の相続財産(遺留分)を保障していますので、兄はこの遺留分を弟に主張していくことができます。したがって、相続争いを防止するには、この遺留分にも配慮した遺言書を作成することが望ましいといえます。(担当弁護士・吉田瑞穂)
三浦市民生活向上会議の開催結果 三浦市地域福祉活動計画の進行管理などを担う今年度第1回目の「三浦市民生活向上会議」が開催されました。任期満了に伴い、新たに委嘱された委員での最初の会議となることから、委員長、副委員長の互選がおこなわれ、委員長に医師の北川年一氏(写真)が選出されました。(佐藤)
「命・大切に、思うこと」 7月5日、三浦市市制施行60周年&社協設立60周年を記念し、福祉講演会を開催しました。講師は稲川淳二氏。障害を持って生まれた息子の親としての立場から「命・大切に、思うこと」をテーマにお話しいただきました。笑ったり、最後には涙を浮かべる方も。会場いっぱいのお客さんが聞き入りました。(杉崎)
紙オムツ助成事業の実施について 今年度も、市民の皆様からお預かりした「会費」と共同募金の配分金を用いて「紙オムツ助成事業」を実施します。業者が直接紙オムツをご自宅にお届けします。 対象者は、以下のとおりです。 ①在宅の65歳以上(平成28年3月31日までに65歳となる方)の要介護者で、1日中ベッドで過ごし、排泄・着替え・食事等、介護を要する方。(座位保持が可能な方は対象外) ②在宅の身体障害者手帳1級・2級、療育手帳Aを所持する排泄に介助を要する方。 ③短期入所・入院は支給対象となります。(入所施設や老人保健施設入所は対象外) 地域の民生委員が対象者の調査に伺いますのでご協力ください。または、担当の鈴木光永までご連絡ください。 調査期間:9月2日(水)から10月31日(土) 問合せ:社会福祉法人三浦市社会福祉協議会 ☎888-7347
教えて!成田さんー理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」 今回のテーマ「食事」 毎日暑い日が続いておりますが、夏バテしていらっしゃいませんか。特に、ご高齢の方にとっては低栄養や脱水症状にもつながってしまいますので、気を付けていきたい季節です。 そこで、頭を悩ませるのが献立になりますが、エネルギーとなる糖質・脂質や血や肉となるたんぱく質が体の機能を維持するうえで必要になります。特に、単品の献立にならないようにおかゆ+αで栄養アップをおこなったり、つなぎ・とろみづけ材料を活用してむせや誤嚥を防いでいくなどの工夫が大切です。併せて、手軽に栄養を補充できる栄養食品などの活用もおすすめです。 また、脱水対策の水分と塩分の補給について、スポーツドリンクは糖分が多く苦手な方には、梅昆布茶や味噌汁なども塩分が含まれるため、三度の食事をとることが予防に有効だといわれています。起床時や夜寝る前のコップ一杯の水分補給も心がけましょう。 地域包括支援センター「おまかせ」では定期的に男の料理教室(写真)を行っておりますので、男性の方にはおすすめです。引き続き、暑さに負けないように頑張りましょう!
2015年9月 9日 一級建築士住宅改造相談 16日 どんまい市役所弁当販売 19日 個別療育相談 24日 遊びの広場きらきらキッズ 25日 無料法律相談(総合福祉センター) 26日 映画上映と講演 2015年10月 14日 一級建築士住宅改造相談 17日 個別療育相談 21日 どんまい市役所弁当販売 22日 遊びの広場きらきらキッズ 23日 無料法律相談(はにかみ屋) みうらふれあいサロン情報 2015年9月 07・14日 地域福祉センター 10・17・24日 勤労市民センター 00・09・16日 三浦漁村センター 2015年10月 5・19日 地域福祉センター 08・15・22日 勤労市民センター 14・21・28日 三浦漁村センター 介護予防・リハビリ体操教室情報 2015年9月 25日 あんじゅ三崎口 30日 地域福祉センター 2015年10月 21日 地域福祉センター 23日 あんじゅ三崎口 掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。 各予定のお問い合わせは…☎888-7347