「社協みうら」第163号

高橋知成さん情報を発信します。

「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。
今回ご紹介するのは、大学生の高橋知成さんです。 
高橋さんは脊髄性筋萎縮症という病気で、普段ベッドの上で生活しています。昨年、家族の手を借りずに外出してみたいという思いからボランティアを募り、大好きなバスケットボール観戦に出掛けたことを「翼を手に入れたようだった。一方で、情報が得られずボランティアセンターに辿り着くまでに苦労した。」と振り返ります。「これからもっと社会に出て、自ら情報発信することで『障害者が普通にいる社会』を当たり前にしたい。ノーマライゼーション実現のためにできることをしたい。」

 

特集平成二十六年度社会福祉功労者表彰受賞者のご紹介

「社協みうら」第163号のラインラップ

みうらの至福人―高橋知成さん

  • 特集・平成二十六年度社会福祉功労者表彰受賞者のご紹介
  • 三浦市ボランティア情報
  • 自立支援最前線―三浦市地域福祉センター障害者リハビリデイサービスゆずリハ
  • 福祉施設訪問記―特定非営利活動法人三浦はまゆう
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • おかえりなさいプロジェクト本格始動!
  • 理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
  • 福祉カレンダー
平成二十六年度 社会福祉功労者表彰受賞者のご紹介
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感 謝
○石橋馨子(ひばりの会)…多年にわたりボランティア活動に尽力し、地域福祉の振興に貢献されました。
○かながわ信用金庫…社会福祉事業の充実のため多額の寄付をされ、地域福祉推進に著しい貢献をされました。
表 彰
○三浦地区保護司会
▽椎名龍洋▽古屋野敬子▽石渡吉治…犯罪等に陥った人の社会復帰援助や、地域の犯罪予防活動に取り組み、明るい社会づくりと福祉向上に貢献されました。
○株式会社リビエラリゾートシーボニアマリーナ…多年にわたり、障害者の余暇支援の為の事業の開催や無償で施設を開放するなど積極的に地域福祉に貢献されました。
○社会福祉施設職員
▽増井恵美(特定活動法人三浦市介護サービスセンター)▽森島京子・瀧由紀子・髙井千夏(三浦市社会福祉協議会)…多年にわたり社会福祉施設に勤務され、優れた才能をいかんなく発揮し、地域福祉の振興に貢献をされました。
一月十六日の式典にて表彰された皆様です(順不同・敬称略)。おめでとうございます。(杉崎)

式典

式典 (1)

式典 (2)

一部事業の名称を変更しました
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◆障害者リハビリデイサービス ゆずリハ
 障害を持つ方が可能な限り地域において自立した生活を継続するために、入浴・リハビリ・創作活動など多様なサービスをご提供します。ゆずりはの花言葉は「新生」です。「生まれ変わった気持ちで新たな人生を歩む」お手伝いをしていきたいと思います。

◆高齢者デイサービス 湯ごころ
 高齢者が食事・入浴・排泄などの介助を受けたり、理学療法士による専門的なリハビリをおこなう日帰りの通所介護サービスです。自宅での入浴が難しい方も「湯ごころ」のお風呂にゆったり浸かってリフレッシュ! こころぽかぽか前向きに毎日を過ごして頂きたいという願いをこめて名づけました。
お問合せは…地域福祉センター(☎881-7770)
今後ともよろしくお願い致します。

どんまいディズニーランド
◆ディズニーランドに行きました
1月27日、就労継続支援B型事業所「どんまい」の社会参加活動として、東京ディズニーランドに行ってきました☆暑いくらい天気も良く、みんなとても楽しんでいました。(深瀬)

寄託 社会福祉事業のために(敬称略)
社会福祉事業のために(敬称略)▽飯島定夫▽海南神社祭り囃し保存楽囃会▽中澤一江▽三浦ライオンズクラブ


ボランティア情報
☎888-7347
⇒三浦市ボランティアセンターはこちらです。

共同募金会三浦支部

自立支援最前線―三浦市地域福祉センター 障害者リハビリデイサービス「ゆずリハ」
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篠崎勝博さん

常に笑顔を絶やさず社交的な篠崎さん。
「ゆずリハ」での楽しみは、利用者の皆さんとよもやま話に興じること。昼が近づくと「どんまい」弁当の献立を教えて回るなど、世話好きな一面を覗かせます。「ゆずリハ」については「スタッフが明るく雰囲気もいいので、利用日を心待ちにしている」とお褒めの言葉をいただきました。
現在は体力の維持を心がけ、リハビリにも積極的に取り組んでいるとか。理由を伺うと「孫の成長を見守るため」とその存在が大きな原動力となっているようです。社会参加活動にも力点を置いた「ゆずリハ」のサービスが奏功し「買い物やBBQなどの外出訓練や、敬老の日やクリスマスなど季節ごとの催し物を毎回楽しみにしている。」とお話しくださいました。(石井)
福祉施設訪問記 第12回videobg1
三浦はまゆう
渋谷裕見子さん施設長の渋谷さん
〒238-0102
三浦市南下浦町菊名1255-7
☎046-876-7072

三浦はまゆう


引橋に拠点を移し、軽食喫茶「オリーブ」を開設して2年目を迎える三浦はまゆう。
店内は日当たりがよく、清潔な印象です。施設長の渋谷さんは「食材、味にこだわっています。食材はできるだけ国産・地場産を使用し、ソースも手作りです。」
 三浦はまゆうでは、施設の清掃業務や受注作業も行っています。「衛生面に配慮し、店舗の接客担当と、掃除担当を日によって分けています。」とのことです。「今後も、オリーブの『色』を大切にしていきたい。」と熱く語ってくれました。(小林)

 元気!社協の職員 File No.12
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大泉 容子(相談支援専門員)

大泉容子さん昨年十一月からはにかみ屋の相談支援事業所「エール」に勤務しています。長年伊勢原市で相談支援専門員として働いていましたが、こちらに引越してきましたので、『港のヨーコ』(横浜、横須賀♪)となりました。
 はにかみ屋「エール」では、高齢者・障害者の皆さんが住み慣れた地域で安心して生活できるように日々いろいろな相談を受け、更にサービス等利用計画を作成し障害のある方々の地域生活をサポートしております。
一生懸命利用者さんの声に耳を傾けて支援させていただきますので、どうぞお気軽にはにかみ屋にお立ち寄り頂き、『港のヨーコ』に会いにいらしてください。(本人談)

三浦市地域福祉センター「障害者リハビリデイサービスゆずリハ」のお問い合わせは☎046-881-7770(代表)

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
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karikura  

Q: 父が亡くなった後に、私の弟を除く父の相続人全員が相続の対象だった財産を放棄し、弟がすべて相続しました。もし弟が亡くなった場合、弟が相続した父の遺産はどのようになるのですか?弟には配偶者も子供もいません。母も既に死亡しています。兄弟である私が再び父の遺産であった財産を相続することになるのでしょうか?

A: 相続人の順位は、配偶者が常に相続人となることを除くと、子が第一順位、直系尊属つまり両親や祖父母、曾祖父母が第二順位となり、兄弟姉妹は第三順位となります。第二順位までの相続人がいらっしゃらなければ、本件では、ご相談者が第三順位の相続人として弟の遺産を相続することとなります。
 弟が既に父の遺産を単独で相続していますので、弟の遺産を相続する際には、弟が相続した父の遺産も一緒に相続することとなります。ご相談者は父の相続の際、遺産を放棄されていますが、弟が相続した父の遺産を相続したくないのであれば、別途弟の相続を放棄しなければなりません。このとき、父の遺産を除く弟の遺産だけを相続するということはできませんので、父の遺産を相続したくないのであれば、弟の遺産全てを放棄しなければならないこととなります。なお、相続放棄は、相続の開始があったことを知った時から三ヶ月以内に家庭裁判所に対して行わなければなりませんので、注意してください。
 (担当弁護士・鈴木 亮)

法律相談の日程は、福祉カレンダーをご参照ください。
おかえりなさいプロジェクト本格始動!      information
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社協では、「三浦市地域福祉活動計画」に基づいて、“おかえりなさい”プロジェクトを展開しています。
このプロジェクトは、脳卒中をはじめとする脳血管疾患、骨折・関節疾患をはじめとする運動器疾患などにより入院生活を余儀なくされた方々の、退院後の療養生活を安心・安全なものとするため、理学療法士・地域包括支援センターのスタッフ、一級建築士らがチームを組んで在宅療養環境を整えるパッケージサービスのことをいいます。
プロジェクトのメンバーが、当該者の自宅を訪問し、必要な福祉用具の提案・選定や住宅改修等の環境整備、退院後の食生活の指導に至るまでをセットにしてご提供するというものです。
在宅生活を望みながらも家庭・住居環境によって、それを断念するなどということがないよう、各分野のスペシャリストが、当該者の「ただいま」という気持ちと、家族・介護者の「おかえりなさい」という気持ちを無理のない最良な形で“つなぐ”制度の隙間を埋めるサービスです(下図参照)。

おかえりなさいプロジェクト
また、社協が地方自治法に基づいて指定管理する「三浦市地域福祉センター」において、家庭環境を疑似的に再現した状態での“真に役立つ”リハビリを実践するため、特設リハビリルームの開設に向けて準備中です(4月オープン予定)。

福祉カレンダーvideobg1

2015年3月
11日 みうらふれあいサロン
(三浦漁村センター)
11日 一級建築士住宅改造相談
12日 みうらふれあいサロン
    (勤労市民センター)
18日 どんまい市役所弁当販売
20日 無料法律相談
(総合福祉センター)
25日 リハビリ体操教室
    (高齢者ふれあいセンター)
25日 みうらふれあいサロン
(三浦漁村センター)
26日 遊びの広場きらきらキッズ
26日 みうらふれあいサロン
(勤労市民センター)
27日 予防体操教室
    (あんじゅ三崎口)
27日 HUGくみ遠足
30日 HUGくみ遠足

2015年4月
08日 一級建築士住宅改造相談
15日 どんまい市役所弁当販売
18日 個別療育相談
19日 個別療育相談
22日 リハビリ体操教室
    (地域福祉センター)
23日 遊びの広場きらきらキッズ
24日 予防体操教室
    (あんじゅ三崎口)
24日 無料法律相談(はにかみ屋)

※4月以降の「みうらふれあいサロン」の日程は未定です。

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは…☎888-7347
教えて!成田さんー理学療法士・成田慎一の「介護ワンポイント・アドバイス」
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成田1    今回のテーマ「入浴」

 デイサービスのご利用者に「利用の楽しみ」を伺うと入浴を挙げられる方がたくさんいらっしゃいます。実際、脳梗塞や骨折などで障害を抱えてしまうと、自宅では安全かつ快適に入ることが困難になってしまいます。
 そこで、通いや訪問による入浴サービスを使われるようになります。入浴の身体的効果として、清潔を保持するだけでなく、血液の循環をよくし、新陳代謝を促すことはよく知られています。更には、筋肉の緊張や疲労を和らげ、心身をリラックスさせるだけでなく、食欲の増進や便通の調整や安眠ももたらしてくれます。
 濡れている床による転倒や気温差による血圧の変動などには注意する必要はありますが、浴槽内での手足の運動や入浴後のセルフストレッチはリハビリとしても大切です。ご自宅での入浴が難しくなってきた際には、是非、地域福祉センター二階の浴室を見学しにいらっしゃって下さい。
療法 (1)
療法3月までの毎月第4水曜日、「ふれあいセンター」でリハビリ体操教室を開催しております。
また、12月より毎月第4金曜日の午後1時30分から「あんじゅ三崎口」にて予防体操教室を始めました。

問い合わせは久住さん(888-2661)へ、よろしくお願いいたします。



就労継続支援B型事業所どんまい                Advertisement
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「就労継続支援事業B型事業」は、一般就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。
「どんまい」では、生産活動を「宅配弁当事業」に定め、働く喜び、喜ばれる感動を体感できる事業展開をモットーとしていきます。短時間からの利用も可能であり、利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。(山中)
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アドバイザリー・スタッフ 
発達障害や知的障害に関するアドバイザリー・スタッフをKCNの理事長冨岡貴生(社会福祉法人唐池学園貴志園園長)先生にお願いしています。

どんまいのスタッフ
541-3
パーティーのオードブルやサンドイッチなどの軽食、会議・研修・会合などの昼食プランもお受け致します。その他、特別なご要望がある場合は、電話にてお問合せください。
電話:046-888-7655(直通)
カテゴリー: 未分類

Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
事務局
TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

社協会員募集!

三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

ご意見、要望、コメント
    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。