~手話は、言語です。~
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。
今回ご紹介するのは、三浦市聴覚障害者協会に所属している古谷広子さんです。「いつでもどこでも自由に手話で会話が出来たらいいな、と思っています。」と語る古谷さん。
「『手話』が法的にも社会的にも、音声言語と対等な言語であることをみなさんに知って頂きたいです。併せて、『手話』や『聴覚障害』についての理解を深めて頂きたい、と強く願っています。」と、表情豊かにお話しされました。
一生懸命聴覚障害者協会の活動に励んでいる様子が伝わってきました。
特集
平成26年度事業計画・予算決まる!
「社協みうら」第158号のラインラップ
- みうらの至福人―古谷広子さん
- 特集・平成26年度事業計画・予算決まる!
- 三浦市ボランティア情報
- 障害者自立支援最前線―三浦市社会福祉協議会地域活動支援センター
- 福祉施設訪問記―NPO法人ハーベスト・きくな 地域活動支援センター
- 元気!社協の職員
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 新規採用職員 三浦市長より激励を受ける!!
- 福祉なんでも相談「はにかみ屋」&相談支援事業所エール オープン!
- 地域福祉活動―短信
- 福祉カレンダー
平成二十六年度事業計画・予算決まる! 重点目標 1 総合相談力の充実 2 三浦市地域福祉活動計画の着実なる実行 3 福祉コミュニティの創造 三浦市社会福祉協議会では、冒頭の三つの重点目標を掲げて、地域福祉の推進に邁進してまいります。 中でも「総合相談力」の充実は、原点回帰を想起させる活動テーマとなりますが、少子高齢社会の進展や格差社会の拡大、関連する法律の改正など、社会福祉を取りまく環境が大きく様変わりをしようとする中、改めて社協の使命に鑑みたもので、法人運営における経営ビジョンを明確にした格好です。る本会のアンテナショップ福祉なんでも相談「はにかみ屋」(四面参照)は、こうした方針を具現化したものです。(出口) 三海岸駅前に開所した福祉なんでも相談「はにかみ屋」には、総合相談窓口機能があります。 問合:福祉なんでも相談「はにかみ屋」 ☎88-7347
要援護者災害支援市民シンポ 映画「逃げ遅れる人々‐東日本大震災と障害者」上映とパネルディスカッション 来たる六月十五日(日)午後一時半より、「要援護者災害支援市民シンポジウム―映画『逃げ遅れる人々―東日本大震災と障害者』の上映とパネルディスカッション」が三浦市民ホール(うらり)で開催されます。主催は三浦市ボランティア連絡協議会。昨年度、オリジナルのチャリティポロシャツを販売し、共同募金会を通じてその売り上げを全額被災地に寄付した同協議会ですが、今年度は、要援護者に焦点をあてて、災害対策シンポジウムを開催します。 参加費は一名五百円(チケット前売り制)。「必要経費を除く四百円を三浦市の防災対策と東日本大震災の被災地支援に役立てて欲しい。」と会長の大井ヨシノさん。今年度も社会貢献するボラ協をめざして「楽しく無理せず」活動していくそうです。(杉崎) 六月七日(土)・八日(日)、マホロバマインズにおいて「全日本視覚障害者協議会(全視協)女性部第十八回全国大会」が開催されます。 全視協では、参加当事者を三浦海岸駅から会場まで誘導したり、会場内をガイドするボランティアを募集しています。また、五月十八日(日)午後一時、三浦市総合福祉センターにおいて、ボランティアを対象とした事前説明会を開催します。 ボランティア経験のない方も大歓迎です。是非お問い合わせ下さい! 問合:事務局・杉崎(☎888-7347)までお願いします。 チケットは、三浦市総合福祉センター、「はにかみ屋」及び福井記念病院で販売しています。お問い合わせは、888-7347まで! 全国大会」の誘導ボランティアを引き続き募集中です!お問い合わせ888-7347まで ボランティア情報 ☎888-7347 ⇒三浦市ボランティアセンターはこちらです。
障害者自立支援最前線―三浦市社会福祉協議会地域活動支援センター 自助具を器用に操り書写する鈴木さん。 地域活動支援センターの利用者、鈴木俊夫さんをご紹介します。センターへの通所をとおしてパソコンを習得した鈴木さん。今では遠方のお孫さんとメールでやり取りをしているそうです。いかにもチャレンジ精神旺盛な鈴木さんの面目躍如といったところです。「定年後の楽しみ」ということで、四十の手習いで始めた書道も、十五年ぶりに再開しました。 通所時は必ず書写をおこない腕に磨きをかけています。今では、全国障害者作品展等に毎年積極的に出展し、入賞常連者となりました。センターの利用が、障害によって萎えかけていた鈴木さんの意欲を呼び戻したようです。今後の目標は個展を開くこと。「何ごとも三日坊主で終わらず、長く続けて大勢の人と接することが大切」とのことでした。(石井) 三浦市社会福祉協議会「地域活動支援センター」のお問い合わせは☎046-881-7770(直通)
福祉施設訪問記 第7回 施設長 石﨑洋美さん 〒238-0102 神奈川県三浦市 南下浦町菊名21 ☎046-888-1357 地域密着型の作業所! 「NPO法人 ハーベストきくな」 海にほど近い一軒家を改装したハーベスト・きくなは、ハーブの香りでいっぱい。お邪魔した時、入浴剤等のハーブ製品を作っていました。 「午前中は畑仕事など外で作業をして、午後はここで作業をしています。」と石﨑施設長。ボランティアの参加もあり、生き生きとした雰囲気でしたが、「皆で言い合いになってしまうこともあります。でも皆には、ここで小さな社会を体験して欲しい。」とお話し下さいました。(杉崎)
元気!社協の職員 File No.7
安留美津代(管理者)
地域活動支援センターで働いている安留です。当センターは、十八歳以上の障害のある方に、自立した生活を送れるようデイサービスを提供する場所です。
社会との交流の促進はもとより、理学療法士によるリハビリを始め、創作活動(陶芸・書道・手芸他)や自宅入浴が困難な方には、特別に入浴サービスも提供しています。本会が新たに開所した相談支援事業所エールとも連携し、利用者一人ひとりが意欲的に、かつ、楽しく目的をもって安心して通所できるような支援を心がけていきます。これからも宜しくお願いします。(本人談)
三浦市社会福祉協議会「地域活動支援センター」のお問い合わせは☎046-881-7770(直通)
ご協力ありがとうございました
平成25年度共同募金報告
赤い羽根共同募金 4,287,387円
年末たすけあい募金 3,834,402円
皆様からお預かりした浄財は、確かに神奈川県共同募金会に届けられました。そして、この三浦市でも地域福祉のために役立てられました。(高井)
狩倉弁護士のワンポイント法律相談 Q:夫と離婚することになりました。私たち夫婦には結婚後に貯めた夫名義の預金があるので、離婚するにあたり夫に財産分与を求めていますが、話し合いがまとまりません。財産分与を求めるにはどうすればよいでしょうか? A:夫婦の間に結婚後に協力して作った財産がある場合、離婚にあたって一方から他方に財産の分与を求めることができます。夫婦の間で話し合いがまとまればよいのですが、まとまらない場合、家庭裁判所で解決せざるを得ません。 その場合、財産分与だけでなく、離婚自体についても話し合いがまとまらないような場合には、最終的には訴訟により解決することになりますが、調停前置といって、まずは離婚調停を申し立て、調停の中で財産分与を求めていくことになります。調停が成立しなかった場合には、改めて離婚と財産分与を請求する訴訟を提起することになります。 他方、離婚が先に成立し、財産分与だけが問題になっている場合には、最終的には家庭裁判所の審判により裁判所に決定してもらうことになり、いきなり財産分与の審判を申し立てることも可能ですが、この場合にもまずは財産分与の調停を申し立てることが多いように思われます。調停が不成立になった場合には、そのまま審判に移行します。なお、財産分与の請求は離婚のときから二年を経過するとできなくなりますので、その間に調停を申し立てる必要があります。 いずれの場合も、調停は相手方の住所を管轄する家庭裁判所に申し立てることになります。 (担当弁護士・狩倉博之)
新規採用職員 三浦市長より激励を受ける! information
左から保育士の平井徳子。三浦市長を挟んで、理学療法士・社会福祉士の成田慎一。
4月1日付で2名の新規採用をおこないました。理学療法士の成田慎一は、社会福祉士と介護福祉士の資格を持つ、福祉のエキスパートです。事務局勤務になりますが、地域福祉センターで実施する2つのデイサービスにも携わります。一方の平井徳子は、保育士として児童デイサービスHUGくみに勤務します。(出口)
福祉なんでも相談「はにかみ屋」オープン! Other articles
三浦海岸駅前(不二家並び)に、三浦市社協のアンテナショップ福祉なんでも相談「はにかみ屋」がオープンしました。
「はにかみ屋」では、福祉に関するよろず相談に応ずる他、ボランティアセンターの分室としての機能や市内地域作業所製品の展示即売、隔月で弁護士による法律相談にも応じます。是非ともお立ち寄りください。お問合せは、☎876‐8507FAX876‐8604まで。(齋田)
障害児者相談支援事業所エール オープン! Other articles
エール所長
齋田聖子
前号でもご紹介した障害児者の相談支援事業所エールが、三浦市総合福祉センター内にオープンしました。
エールでは、障害児者やそのご家族、または介護をなさっている方からの様々な不安や悩み等の相談をお受けします。
市内で児童のサービス等計画を策定できるのはエールだけです。また、「はにかみ屋」での出張相談も実施します。どうぞ、お気軽にご相談ください。お問合せは、☎888‐7347/FAX889-1561まで。(齋田)
2014年5月 14日 どんまい市役所弁当販売 15日 みうらふれあいサロン (三浦市地域福祉センター) 17日 個別療育相談 18日 個別療育相談 18日 全視協誘導ボラ講座 21日 一級建築士住宅改造相談 22日 遊びの広場きらきらキッズ 22日 みうらふれあいサロン (三浦市勤労市民センター) 30日 無料法律相談 (総合福祉センター) 2014年6月 6日 三浦市民生活向上会議 活動評価促進部会 7日 全視協神奈川大会(1日目) 8日 全視協神奈川大会(2日目) 11日 一級建築士住宅改造相談 15日 ボラ協災害シンポジウム 19日 みうらふれあいサロン (三浦市地域福祉センター) 21日 個別療育相談 22日 個別療育相談 26日 遊びの広場きらきらキッズ 26日 みうらふれあいサロン (三浦市勤労市民センター) 27日 無料法律相談 (はにかみ屋) 6月から無料法律相談は、奇数月は総合福祉センター、偶数月は、はにかみ屋にて実施いたします。掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。各予定のお問い合わせは… ☎888-7347
地域福祉活動 短 信 Brief correspondence
HUGくみが遠足へ
3月28・31日の2日間、よこはまズーラシアへ遠足に行ってきました。
たくさんの動物を見たり、芝生の上でお弁当を食べたりと楽しい時間を過ごすことができました。(小林)
三浦ライオンズクラブ
先の大雪で物流が滞ってしまった山梨に、野菜を届けてきました。
社会福祉事業のために
社会福祉事業のために
▽深瀬加根
▽三崎まぐろラーメンズ
▽小磯忠昭
▽中澤一江
▽飯島定夫
▽佐藤和子
▽匿名
成年後見受任関係団体連絡
去る3月7日、成年後見受任関係団体連絡会が三浦市総合福祉センターで開催されました。
24年度までは県社協のモデル事業として実施していましたが、25年度からは関係団体が任意で集うことに。将来的には受任調整会議にしていきたい意向です。(前田)
就労継続支援B型事業所どんまい Advertisement 「就労継続支援事業B型事業」は、一般就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う事業です。 「どんまい」では、生産活動を「宅配弁当事業」に定め、働く喜び、喜ばれる感動を体感できる事業展開をモットーとしていきます。短時間からの利用も可能であり、利用される方個別に活動内容を検討し支援を行います。(山中) アドバイザリー・スタッフ 発達障害や知的障害に関するアドバイザリー・スタッフをKCNの理事長冨岡貴生(社会福祉法人唐池学園貴志園園長)先生にお願いしています。 どんまいのスタッフ パーティーのオードブルやサンドイッチなどの軽食、会議・研修・会合などの昼食プランもお受け致します。その他、特別なご要望がある場合は、電話にてお問合せください。 電話:046-888-7655(直通)