地域社会の一員として。
豊かな自然を、次の世代に。みうらの至福人
「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。 みうらの地域福祉を優しく支える
「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。 令和6年度福祉用具アイディアコンクールで最優秀賞に輝いた惠美須優真さんです。「作品は『目の不自由な人にもう一つの目』というタイトルです。車のセンサーのように、杖が障害物などを音声で教えてくれます。ほうきから掃除機へ、さらにそうじロボットへと進化したように、杖をAI化したら、使う人が楽に安全に過ごすことができるようになるのではないかと考えました。」
「社協みうら」第223号のラインラップ
みうらの至福人 ― 横山一郎さん
- みうらの至福人―惠美須優真さん
- 特集・終活支援講演会を開催します
- 三浦市ボランティア情報
- 自立支援最前線―地域活動支援センターゆずリハ
- 市民活動訪問記
- 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
- 三浦市社協ってどんなところ?―福祉教育
- 公式Xを開設いたしました
- 社会福祉功労者表彰式典を開催しました
- 教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」
- 福祉カレンダー
三月二十九日 終活支援講演会を開催します
身寄りのない高齢者が増えています。それに伴い、老後の施設入居や入院時に求められる身元保証人のほか、遺体の引き取り手がいない人が増える懸念があります。事実、この三浦市においても「身元保証」の問題が支援の足枷となっている事例が散見されるようになってきました。
横須賀市の先進的な取り組みを学び、身寄りのない高齢者を地域の中で支える仕組みの構築について考えましょう。
日時:三月二十九日(土)十六時~十七時四十分
場所:チェルSeaみうら 多目的ホール(上宮田三二五八番地四)
内容:横須賀市では、①エンディングプラン・サポート事業」(頼れる身寄りがなく、生活にゆとりがない高齢者等の葬儀・納骨等の心配事を早期解決する事業)や、②「わたしの終活登録事業」(生前に「終活関連情報」を登録し、万一の際、病院・消防・福祉事務所等に開示して、本人の意思の実現を支援する事業)の実施によって、終活支援を進めています。
これらの支援を学び、三浦市らしい「身寄りのない高齢者の支援策」の構築をめざすための講演会です。
講師:横須賀市民生局福祉こども部地域福祉課終活支援センター特別福祉専門官 北見万幸氏
主催:社会福祉法人三浦市社会福祉協議会・医療法人財団青山会・NPO法人障がい者のあすの福祉をよくする三浦市民の会 ぴあ三浦
後援:三浦市(予定)
参加対象:三浦市内在住・在勤の方(先着三十名)
お申し込み:地域包括支援センター 「リンク(☎八八七-〇〇四八)」までお願いいたします。
食べ物のご寄付にご協力ください
本会では、生活困窮者等への食料支援のために、寄付を募っております。
ご寄付いただけるのは、以下の条件を全て満たすものです。①常温保存が可能な食品及び食材②新品未開封のもの③賞味期限が三ヶ月以上のものです。例えば▽お米▽カップ麺▽袋麺▽乾麺▽レトルト食品▽乾物▽缶詰▽お菓子などです。特にお米やカップ麺の需要があります。
ご寄付いただけないものは、野菜などの生鮮食品・冷凍冷蔵食品・お酒等のアルコール類・賞味期限が 三ヶ月未満のもの・賞味期限の記載がないもの・開封されているもの・パッケージが破れているものです。
ぜひご協力くださいますようお願いいたします。
ゆうあい三浦塾を実施しました
十二月二十五日~一月七日のうち四日間、冬期講習を実施し、中学生四名・小学生八名が学習しました。「夏期講習にも来ていた子を受け持ちました。集中力とやる気が増したようで、成長を嬉しく思いました。」と話すボランティア講師もいました。今回、地域の方からケーキ購入のためのお金をご寄付いただいたので、初日の授業後、みんなでクリスマスケーキを囲み、楽しいひと時を過ごしました。いつも快くご協力くださるボランティア講師の皆様、ご寄付いただいた匿名の方、ありがとうございました。
市民交流センターまつりが開催されます
三浦市民交流センターニナイテ(ベイシア三浦店二階)において、市民活動マーケット、大抽選会、活動展示、いきいきシニアコンテスト表彰式などが催されます。ボランティアセンターも出展予定です。ぜひお越しください。
【市民活動ウィーク】三月九日(日)~十五日(土)九時~二十一時
【市民交流センターまつり・市民活動デイ】三月十六日(日)十~十五時▽お問い合わせは、ニナイテ(☎八四五-九九一九)までお願いいたします。
令和七年度ボランティア保険のお知らせ
全社協ボランティア活動保険及び行事保険は、社協のボランティアセンターに登録するボランティア等を対象とした保険です。プランやお手続きのお問い合わせは、三浦海岸駅近くのボランティアセンター(左記☎)まで。加入のお手続きは、引橋の安心館でも可能です。
自立支援最前線「地域活動支援センターゆずリハ」HUGくみ卒業後、ゆずリハの利用を始めた旭さん。明るく元気いっぱいで暖館のムードメーカー的な存在です。ゆずリハにとどまらず、HUGくみやそれいけ!デイサービスのご利用者との交流を楽しみにしています。毎日「こんにちはー‼」と挨拶し、それいけ!のご利用者から「若くて元気があって良いね」と言っていただいています。それいけ!と合同開催したクリスマスイベントも、一緒に歌って踊り、会場を大いに盛り上げました。 また旭さんは食べ物の話題も大好きです。来所すると、必ずその日のどんまい弁当のメニューをチェックし、スーパーや飲食店のチラシを読み比べします。社会訓練の外食イベントで回転寿司店に行った際は、タッチパネルを上手に操作し、お寿司を食べてとても幸せそうな笑顔を見せてくれました。 今後もその素敵な笑顔と元気なパワーで、暖館全体を明るくして下さいね!(冨宅) 三浦市社会福祉協議会が運営する「就労支援センターどんまい」へのお問い合わせは…☎888-7655
市民活動訪問記![]()
がん哲学外来カフェ(以下「カフェ」)は、順天堂大学名誉教授の樋野興夫先生が始めた取り組みです。 カフェは、がんになったときに、あるいは、さまざまな壁にぶつかったときに、人生を少しずつ前向きに生きていく力を見い出すための場です。 三浦修道院では、令和元年にカフェを始めました。いつも十名ほどの参加があります。「自然豊かで癒される」と、市外から来る方もいます。 カフェの主な内容は、グループにおける対話です。参加者の中には、最初は生きることに後ろ向きでしたが、対話を通して気力を取り戻し、自らカフェを開くようになった人もいます。がんに関心のある方であれば、どなたでも参加いただけますので、ぜひお越しください。(担当西田さん談) 会場は、畳張りの和風建築です。眼下に海が一望でき、心が洗われるような空間でした。事前申し込み制です。
狩倉弁護士のワンポイント法律相談 法律相談は1月24日・2月28日。予約制☎888-7347![]()
Q:自転車で走行していたところ、歩行者(高齢女性)が突然脇道から出てきました。私は、回避しきれず歩行者と衝突してしまい、転倒して負傷しました。歩行者に対し、治療費等を全額請求できるのでしょうか。 A:本件は、歩行者が左右の安全を確認せず脇道から突然飛び出してきたことにより、ご相談者が負傷した事故と推察されます。ご相談者は、歩行者に対し、治療費等を損害として賠償請求できますが、過失相殺がされるため、全額の賠償は受けることはできないと考えます。 過失相殺は、被害者の過失を考慮し、被害者が負った損害額の一部を被害者が請求できる損害賠償額から減額する制度です。減額する金額は、過去の裁判例を踏まえて、事故類型ごとに基準化されており、被害者側の過失が四割であるとか、当事者の過失割合は四十対六十であるとかいったように、割合で示されています。 本件の場合、事故の相手方が歩行者であるところ、歩行者は通常強く保護されます。そのため、歩行者が脇道から突然飛び出してきたという過失があるとしても、自転車側の過失は歩行者と比較してもなお大きいと考えられます。事故状況により修正される可能性はありますが、自転車側の過失は八割以上となり、場合によっては九割を超える可能性すらあります。 以上から、ご相談者は歩行者に対し損害賠償を請求できますが、認められる賠償額は、損害額の一割ないし二割程度以下にとどまる可能性があります。(担当弁護士:國友大夢)
三浦市社協ってどんなところ? 活動紹介「福祉教育」![]()
ボランティアセンターにおける福祉教育をご紹介します。依頼を受け、福祉施設の就労体験の実施調整や、高齢者や視覚障害者の疑似体験、車イス体験などを実施します。その他、地域の市民活動団体による講師の調整もしています。手話や聴覚障害に関する教育の希望も多く、その場合は、三浦市聴覚障害者協会や手話サークルにご講義いただいています。 二月四日、三崎中学校三年生を対象に、高齢者の理解を深める授業として、高齢者疑似体験と、地域の高齢者と生徒間の交流をおこないました。生徒からは「両方の体験を通して、高齢者と一口に言っても、色々な人がいることがわかりました。町で見かけたときに手伝いが必要なのか、そうでないのか、考えながら接していきたいです。」などの感想が聞かれました。 団体や企業の福祉教育もおこなっていますので、ボランティアセンターまでご相談ください。
三浦市社協で、一緒に働きませんか?
介護職員・児童指導員・理学療法士 募集中です!
☎888-7347まで、お気軽にお問い合わせください
▼本会の紹介動画をYouTubeにて公開中です!
https://www.youtube.com/watch?v=ImWKv6wONwY
公式Xを開設いたしました Information昭和62年7月より発行してまいりました広報紙「社協みうら」は、今回を以て廃刊いたします。長らくご愛読いただき、ありがとうございました。 今後は、運営中の本会公式ホームページに加えて、公式SNSを順次整えてまいります。早速この2月に、公式Xを立ち上げました。下のQRコードからご覧ください。 地域福祉の推進のため一層情報発信に力を入れてまいりますので、引き続きご注目ください。
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社会福祉功労者表彰式典を開催しました Report1月10日、マホロバ・マインズ三浦において、令和6年度社会福祉功労者表彰式典並びに三浦市社会福祉協議会新年祝賀会を開催いたしました。 受章者の皆様をご紹介いたします。(以下順不同、敬称略) 【表 彰】福祉施設▽野田友子▽山内亜侑▽小野寺由江▽岩野美紀 【感 謝】大福会▽三堀麗子 みうらガイド協会▽別府榮二▽矢口真弓 【福祉用具アイディアコンクール入賞者】▽惠美須優真▽飯田竜矢▽神保千実 おめでとうございます。いつも地域福祉推進にご尽力いただきありがとうございます。今後ますますのご活躍を願っております。 また会場に「石川県令和6年能登豪雨災害義援金」の募金箱を設置し、参加者の皆様及び役職員等関係者から集まった9,260円を、1月21日付で石川県に送金させていただきました。被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。 ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。
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教えて!山田さん―理学療法士・山田泰之の「介護ワンポイント・アドバイス」テーマ「地域リハビリテーション」 リハビリ専門職は、普段医療や介護の施設で目にすることが多いと思いますが、実は地域の中でおこなう活動もありますので、ご紹介します。 ケアマネジャーと連携して退院前後に自宅を訪問し、住宅改修や福祉用具の提案、退院後の自宅でのリハビリや動作について情報を提供します。 また、サロンや介護予防教室など、住民有志が運営する居場所に出向き、運動の指導や体操・健康に関する講話をおこなっています。 そういった場でも、ぜひ気軽に相談や質問していただき、私たち専門職を活用してほしいです。 本記事に関するお問い合わせは☎八七六-八六五五(フレイルサポートセンター)までお願いいたします。
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2025年3月 4・18日ボラセン講座(囲碁) 16日市民活動デイ 19日ボラセン講座(手芸) 28日無料法律相談 29日終活支援講演会 2025年4月 1・15日ボラセン講座(囲碁) 16日ボラセン講座(手芸) 17日ボラセンランチ会 未病サロン情報 その他の地区でも不定期開催しています。 詳しくは下記☎までお問い合わせください。 2025年3月 4日シーアイ 4・18日飯森中区 6日ボラセン(えきちか) 宮川会館 日の出会館 11日小網代会館 11・24日氏子会館 12日海外楽友会 ボラセン三崎 14日老人福祉保健センター 18日暖館・海外区 19日GHみづき 28日あんじゅ三崎口 みうらふれあいサロン情報 2025年3月 11・25日県営上宮田団地集会所 12・19・26日城ヶ島区民センター 12・26日初声市民センター 13・27日勤労市民センター 14・28日チェルSeaみうら 21日岬陽小 2025年4月 9・16・23日岬陽小 10・17・24日城ヶ島区民センター 18・25日勤労市民センター 13・20・27日岬陽小 掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。 お問い合わせは… ☎888-7347までお願いいたします。