「社協みうら」第179号

ダンスで元気に。


「福祉、ふくし」と言い続けるといつの間にか「至福」になる。みうらの地域福祉を優しく支える「至福人」をシリーズで紹介するコーナーです。
今回ご紹介するのは、「ダンスガーデンひろ」の湯山ひろみさんです。三浦市と都内で社交ダンスの普及に努める傍ら、本会の介護予防インストラクター養成講座を修了し、現在三浦ふれあいサロンにおいて、ボランティアで介護予防のダンスを教えてくださっています。
「認知症予防によい社交ダンスは、相手とコミュニケーションをとる楽しさがあります。椅子に座ったまま楽しめるダンスや、ダンスセラピーもあります。
これからも皆さんが元気で楽しいシルバーエイジを送るお手伝いをしていきたいです。」

特集 三浦市社協未病センター 登録者数が300名を突破しました

「社協みうら」第179号のラインラップ

みうらの至福人―湯山ひろみさん

  • 特集・三浦市社協未病センター 登録者数が300名を突破しました
  • 三浦市ボランティア情報
  • 介護支援最前線―小規模多機能型居宅介護事業所はつらつ
  • 福祉施設訪問記―豊夢三浦海岸
  • 元気!社協の職員
  • 狩倉弁護士のワンポイント法律相談
  • ノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座
  • 第7回介護フェスタ
  • 「未病」を通じた災害に強いまちづくり
  • 福祉カレンダー

三浦市社協未病センター登録者数が三百名を突破しましたvideobg1三浦市社会福祉協議会が運営する「三浦市社協未病センター(以下「センター」)」は、「未病を治すかながわ宣言」に基づき、身近な場所で、「未病を改善」する取り組みを、継続的に体験、実践できる施設です。開所からわずか八ヶ月で、登録者が三百名を超えるほど好評を博しています。まだセンターを利用されたことのない皆様へ、どこでどのように利用できるのかをご紹介いたします。
①センターで受けられる測定や健康指導 脂肪・筋肉・水分など身体を組織する成分を測る体組成や、骨密度、血圧を測定することによって、利用者の身体状況を可視化しています。利用者からは「気軽に体の状況を知ることができる。」「食生活や運動習慣のちょっとした緩みがわかるので、定期的に利用している。」との声が寄せられています。 測定の後は、ベテラン看護師から健康づくりのアドバイスを受けることができます。より利便性の高い三崎口駅前に移転する計画もあります。 ②未病サロンにおける測定と介護予防体操 本会では、歩いて行ける距離に介護予防の拠点がある社会を目指しています。その実現のために、市内各所の住民と力を合わせ、順次「未病サロン」を開設しています。同サロンでは各種計測の他に、介護予防体操や脳トレ、ミニ健康講座などを実施しています。 サロンの開催日時は、本紙最終頁の福祉カレンダーに掲載していますので、ぜひご確認ください。 ③未病に関するイベントや研修の実施 共に未病改善に取り組む担い手を増やす活動にも力を入れています。この度、十一月三十日(木)十四時から「未病サポーター養成研修会」を開催いたします。未病の概念や未病改善の意義について学び、「かながわ健口体操」及び認知症を予防する「コグニサイズ」を体験できます。場所は合同庁舎四階会議室です。 ここで掲載した取り組みに興味のある方は、☎八八八-七三四七(成田・長)までご連絡ください。

ファイブピクチャーズ研修を開催しますvideobg1

アセスメントの技術を深めるための研修です。利用者のストレングス(いいところ)を見出すための勉強やグループワークをおこないます。高齢者・障害児者などその利用者層を問わず、あらゆる事業において役立つ内容となっています。▼日時:十二月十六日(土)十~十六時▼対象:三浦市内の福祉施設等関係職員▼場所:三浦市総合福祉センター三階多目的ホール▼講師:青木一男先生(社会福祉法人神奈川総合リハビリテーション事業団七沢自立支援ホーム副所長)▼参加費:無料▼持ち物:筆記用具、昼食▼申込み・問合せは左記☎(杉崎)までお願いします。


十一月十九日 みうら市民まつり ボラ協・三浦市社協が出展しますvideobg1
潮風アリーナにおいて開催される「みうら市民まつり」に、今年も出展します。三浦市ボランティア連絡協議会は、就労支援センターどんまいと協働してからあげを販売します。ぜひお越しください。












介護支援最前線―小規模多機能型居宅介護事業所はつらつvideobg1

樺太生まれの草間さんは、音楽が大好きです。お父様の影響で、幼い頃からたくさんのレコードに囲まれて育ったそうです。レクリエーションで合唱するときには、皆さんを引っ張って気持ちよく合唱できる雰囲気をつくってくださいます。
「若い頃はたくさん流行歌を聴いていたよ。大人達は手と手を合わせて踊っていたけど、私は恥ずかしくて、とても踊れなかったわ。」と、ちょっと照れながら教えてくださいました。
はつらつに来て四年半になる草間さん。最近はよく塗り絵に取り組んでいます。利用当初と比べると、スタッフと話すときの表情や反応が豊かになってきたようです。これからもコミュニケーションをとり、更に草間さんのことを知ることで、より良い生活を送るお手伝いをさせていただきたいと思います。(鈴木…「はつらつ」へのお問合せは☎八八八-九五五五まで)


福祉施設訪問記 第27回videobg1

福祉施設訪問記 第27回「お泊まり・通い・訪問のサービスを一括して提供しています。三つのサービスを自由に組み合わせて使うことができるのが、小規模多機能型居宅介護のいいところだと思います。本事業所は海のすぐそばで、房総半島が見える素晴らしい眺望です。デイルームではカラオケができ、歌が好きな方に喜ばれています。実は、本事業所のオリジナルソングがあり、ときどき皆様と一緒に歌います。わいわい市に遊びに行ったり、地域の避難訓練や餅つき大会にも参加しています。今後も、高齢の方が独居や認知症であっても、地域で暮らしていけるような社会をつくるお手伝いをさせていただきたいと思います。」


元気!社協の職員 File No.28videobg1
島田美智恵(児童発達支援事業所HUGくみ職員) こんにちは。「HUGくみ」の島田です。今年で八年目になります。障害児についての知識が全くなかった私が、今まで続けることができたのは、子供達の純粋さと、周りの方々の寛容な気持ちが支えになっています。ゆっくりと時間がかかっても確実に成長していく子供の力。私も一緒にまだまだ成長(?)していきたいと思います。 少し前まで、私よりずっと背の低かった子が、今では私を見下ろしています。ひょいと抱き上げていた子が重くて抱き上げられません。複雑な心境。でもとっても嬉しいです。  これからも、続けることができる限り、子供達のエネルギーをもらいつつ、一緒に元気に楽しみながら働いていこうと思います。 「やさしさ」「ほほえみ」「思いやり」をモットーに。(本人談)

第42回横須賀三浦地区障がい児者ふれあい作品展 日 時:11月7~10日10~20時(10日は18時まで) 場 所:ショッパーズプラザ横須賀2階センターモール 内 容:施設等で制作した作品等の販売・展示 問合せ:ふれあい作品展実行委員会事務局(鎌倉清和園内)菅原・古舘
☎0467-46-8700/FAX0467-46-4830

狩倉弁護士のワンポイント法律相談
法法律相談は11月24日・12月22日。予約制☎888-7347
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Q:最近この町に引っ越してきました。近所付き合いをしたくないので町内会への加入を拒んだところ、当該地域のゴミの集積所にゴミを出せなくなりました。 A:ゴミの収集方法は各市町村が定める一般廃棄物処理計画によって、住民は居住する市町村が定めている方法に従ってゴミの回収を求めることになります。建物ごとにゴミを収集していく戸別収集によらず、集積所から収集することを定めている市町村では、集積所を使用しない場合には廃棄物の処分場に直接ゴミを持ち込むことにならざるをえません。 集積所は、町内会が管理をしている所が多いのですが、市町村が設けている集積所の設置基準では、集積所の使用と管理の主体は地域の住民ですので、町内会へ加入しなくても集積所の使用と管理に参加できるよう近隣の住民の理解を得ていくことが考えられます。町内会に加入していないことに対する嫌がらせと評価される場合には、集積所の使用を認めないことが違法とされる場合もありえます。 集積所が私有地にあり、土地の所有者が町内会の会員の使用にしか同意しないような場合など、集積所を使用できないようなときは、理解し、協力してくれる住民とともに、新たに市町村の設置基準を満たす集積所の設置を目指すことも考えられます。 なお、各市町村の廃棄物に関する条例は、廃棄物の排出に関し清潔の保持などに住民の相互協力義務を定めていますので、集積所を使用する以上は、その管理に必要な範囲での近所付き合いは必要です。(担当弁護士)加藤修一

ノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座videobg1
ノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座「ノーリフトケア」とは、「持ち上げない・抱え上げない看護や介護」のことです。このケアの導入を学ぶ研修を開催いたします。本研修は①腰痛予防とよりよいケアが可能となる「ノーリフト」を体験すること②介護・医療の職場に、働きやすさをもたらすきっかけとなること③全市的に取り組むことで「介護者に優しいまち」を目指します。詳細は、介護職従事者等人材育成・研修センターのホームページに掲載します。奮ってご参加ください!3日間の受講で協会認定ベーシック資格が得られます。
日 時:11月30日(木)、12月1日(金)、20日(水)13~18時 ※1日のみの参加も可 場 所:三浦市総合福祉センター3F多目的ホール 講 師:一般社団法人日本ノーリフト協会 代表理事 保田淳子氏 他 受講対象者:高齢者・障害児者福祉関係事業者、介護者 参加費:1日のみ10,800円、3日間21,600~27,000円 問合せ:☎888-7347(成田・前川)

第7回介護フェスタvideobg1
障害児者を対象11月11日(土)、有料老人ホーム油壺エデンの園主催・三浦市社会福祉協議会共催「介護フェスタ」のお知らせです。「地域と共に暮らす」をテーマとした、介護福祉に関するお祭りです。ゲームコーナーや脳トレカフェ、NPO法人ハーベスト・きくなのハーブ製品販売、福祉用具展示などのブースがあります。また、三浦市社協未病センターは、体組成や骨密度の測定をおこないます。どなたでも自由に参加いただけます。ぜひお気軽にお立ち寄りください。
日 時:11月11日(土)午前 10~12時 / 午後 13~15時 場 所:「油壺エデンの園」南棟B1階ゆうなぎホール他 問合せ:☎881-2150(油壺エデンの園 担当 山口・木村)  

教えて!成田さん特別企画 事務局長 成田慎一videobg1

未病を通じた災害に強いまちづくり(第4回)
165-14「今回は『災害弱者をどう支えるか』についてお話しします。「地域社会」には、子どもから高齢者、障害者に至るまで様々な人たちが暮らしているわけ今回は『災害を想定した備え』についてお話しします。この秋も、市内各所で様々な防災に関する啓発活動や訓練がおこなわれました。皆様も参加されたでしょうか? 災害はいつ起きるかわからないため、日々の備えが大切です。 まず個人でできることとして、「一時避難場所」と「避難所」、それぞれの道のりを自分の足で確認しておきましょう。急な坂道や階段がありとても登りきれない道や、思ったよりも時間がかかってしまう道かもしれません。津波など、想定される危険が到達するまでに安全な場所に避難できるよう、最適な道の選定や、杖やシルバーカー等の福祉用具の活用についてもあらかじめ検討しましょう。 自力で避難することが難しい場合は、近隣住民の手助けが必要となります。実際に、市内には、高齢者の避難を手伝う住民の役割分担ができている区もあるそうです。住民間で支援体制を組む上での注意点として、「近隣住民」といっても、時間帯や曜日によって、その構成は異なります。また、手助けが必要な高齢者・障害者の状況も日々変わります。ゴミ収集~町内会圏域で対策を練り、必要な情報を共有することが望ましいでしょう。  これまでの連載でお伝えしたとおり、未病を改善することによって「自助」を強化し、これに「互助」を加え、両方の視点から備えておくことが、地域住民の命を守ることにつながります。次回最終回です。(成田)
福祉カレンダーvideobg1

2017年11月
8日 一級建築士住宅改修相談
8日 どんまい市役所弁当販売
11日 介護フェスタ
24日 無料法律相談 (総合福祉センター)
30日 ノーリフト講座開始
30日 未病サポーター養成研修会

2017年12月
6日 一級建築士住宅改修相談
14日 養育支援講演会
16日 5ピクチャーズ研修
22日 無料法律相談(はにかみ屋)
28日 遊びの広場きらきらキッズ

未病サロン情報
下記以外の地区でも不定期開催しています。詳しくは下記までお問い合わせください。
2017年11月
2日 日の出・海外区
6日 赤羽根区
7日 シーアイ
9日 宮川区
7・21日 飯森中区
14日 小網代区
8・22日 入江区
20日 向ヶ崎区
22日 栄町
24日 三崎口

2017年12月
5日 シーアイ
5・19日 飯森中区
7日 日の出・海外区
8日 引橋区
12日 小網代区
13・27日 入江区
14日 宮川区
18日 向ヶ崎区
22日 三崎口
27日 栄町


みうらふれあいサロン情報
2017年11月
9・16日 勤労市民センター
8・15・22日 城ヶ島区民センター
14・28日 上宮田県営団地
14・28日 南下浦市民センター
13・27日 初声市民センター
17・24日 岬陽小

2017年12月
14・21日 勤労市民センター
13・20日 城ヶ島区民センター
12・26日 上宮田県営団地
12・26日 南下浦市民センター
11・25日 初声市民センター
1・15・22日 岬陽小

掲載予定は、予告なく変更になる場合があります。
各予定のお問い合わせは☎888-7347

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Web Magazine
『社協みうら』
地域福祉の総合情報誌

〒238-0102 
三浦市南下浦町菊名1258-3
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TEL 046-888-7347
FAX 046-889-1561
発行責任者:杉山実
編集人:高根沢奈津子

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三浦市社会福祉協議会では、その社団的性格から、会員制を敷いています。   
当協議会の会員制度は、社協活動を通じて地域福祉を推進する助け合いの仕組みです。皆様からお寄せいただいた会費は、福祉のまちづくりのための貴重な財源として活用されます。

一般会費 : 一口1,000円
賛助会費 : 一口3,000円

☎ 046-888-7347

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    朗読「ひばりの会」

    「ひばり89号」A面です。

    「ひばり89号」B面です。

    三浦市を中心にし、朗読の勉強会、保育園や高齢者施設などへの朗読や­紙芝居のボランティアに行っているボランティアサークル「ひばりの会」さん朗読をお楽しみ下さい。