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どんどん!デイサービスセンターがめざす 短期集中介護予防
リハビリと生活を結びつけたサービスを展開
どんどん!デイサービスセンターの考える介護予防は、単にリハビリをおこなうことが目的ではなく、たとえば「近所のスーパーまで買い物に行けなくなった」といった具体的な生活上の困りごとを解消することにあります。リハビリと生活を関連づけた支援が大きな特徴となります。
どんどん!デイサービスセンターでは、状態改善の達成を目指す期限(原則3ヶ月程度/最長6ヶ月)を明確に設定した上で、保健・医療の専門職が、要支援者・事業対象者の機能低下(運動機能・栄養状態・口腔機能・認知機能の低下)の状況に応じて、集中的に通所型予防サービスを提供するものです。これは、改正介護保険法による新総合事業(注1)の理念を踏襲するもので、現在、三浦市が実施している通所型サービスCが形骸化している状況に憂慮の念を抱いていることも事業化における一つの動機となっています。
注1=「総合事業(介護予防・日常生活支援総合事業)」とは、2015年(平成27年)4月に施行された新しいサービスです。この事業の趣旨として、厚生労働省は「総合事業は、市町村が中心となって、地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域で支え合う体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指すもの。」としています。従来(または現行)の介護予防サービスは、国の介護保険制度よって基準や単価が全国一律でした。しかし、新しい総合事業では各市町村が基準や単価を設定して運営することになります。各自治体が主体となることで自由度が高くなり、地域の実情に応じたサービスを創意工夫によって提供できるようになるのです。総合事業の導入後は、「要支援1・2」の方が利用していた「介護予防訪問介護」と「介護予防通所介護」のサービスが、総合事業に移行することになります。(※ 訪問看護・福祉用具貸与等は、引き続き介護予防給付によるサービスが提供されます。)
狭まってしまった活動範囲を広げる
めざすは、要支援・要介護状態からの“卒業”
デイサービスには入浴等の生活介護を提供する所、あるいはレクリエーションを主に提供する場等、さまざまな役割を持った事業所があります。
どんどん!デイサービスは短期集中型のリハビリを役割としています。
期間と目標を決めてリハビリテーションを集中的に行い、底上げやテコ入れをするような感覚で、歩く力や生活能力を、もう一度取り戻すためのリハビリを提供する場所です。そして地域の中で、あるいは自宅で本来の生活を続ける手助けができる場所と考えております。
「退院したばかりで、まだ体力がない」「身の回りの事はできるようにしたい」「買物やゴミだし等、外出する自信が持てない」「最近、つまづき易くなった」「一緒に体を動かせる仲間や場所が欲しい」「また趣味や仕事に復帰したい」「健康に気を付けて体を動かしたいけど、その方法や注意点を教えてほしい」「「肩が痛くて腕が挙げられない」「細かい指先の動きができなくなってきた」「記憶力や集中力が衰えないようなリハビリもしていきたい」
そんな気持ちに応えていける場所であるよう、スタッフ一同でサポートしていきたいと考えております。