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☆いなげや自主勉強会 パート2☆

地域福祉係の稲積です。
先月、ブログでご紹介させて頂きました、いなげやの職員さんによる自主勉強会ですが、先日、第2回の勉強会が開催されました。

前回の勉強会をもとに、店舗の中で自分たちに何ができるかを、専門的なお話を聞きながら、考えていきたいとのことご依頼を受け、第二回の勉強会を企画させて頂きました。
 今回は「知的障がいの特性や日常生活から接客のヒントを学ぶ」をテーマに、武山養護学校、連携支援部長の永井朋子先生にお話して頂きました。

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講義の中では、障がいの特性や場面ごとの対応方法について、分かりやすく説明するとともに、お買い物に来ることを社会勉強、そして自立の第一歩として捉え、特別扱いしなんでもやってあげるのではなく、「一緒に考えて行動する。寄り添う」気持ちを持って接することが大切とお話されていました。

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ハンデを持つから支援するのではなく、地域の中でみんなのちょっとした心遣いから、気持ちや個性を育てていくことの重要性を改めて感じました。
今回はいなげや三崎店の職員さんだけではなく、いなげや本部の労働組合の職員さんや、
障害者しごとサポーターの和田さんにもご参加いただき、障がいをお持ちの方を地域で見守るためのネットワークづくりにおける一番大切な「顔つなぎ」の場としても、大切な役割を果たす事が出来た、そんな勉強会になったように感じました。


※障害者仕事サポーターとは
神奈川県が行っている事業で、障がい者の身近な地域で、一般企業等で働く事を希望する障がい者の就職から職場定着までをさまざまな関係機関と連携しながら支援することを目的として、企業の雇用管理等や福祉施設における支援の経験者を「仕事サポーター」として、地域ごとに配置し、企業とのコーディネートを行っています。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/06/0614/syogai/support.html

就労訓練サポート事業 居酒屋えい吉 おいしいもの会 番外編

地域福祉係の稲積です。
就労訓練サポート事業 居酒屋えい吉ではメンバー同志の横のつながりを作ることや日頃の業務のリフレッシュを目的として、「おいしいものを食べよう会」通称「おいしいもの会」を定期的に企画しています。
当初は職員が中心となった企画を立てていましたが、回を重ねる内に、今ではメンバーさんが企画係として中心となって企画をするようになっています。

そんな、今回は初のちょっぴり遠出企画。江ノ電に乗って、新・江の島水族館まで足を延ばしてきました。

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前日までの曇り空から一転。当日は心地よい晴天に恵まれ、湘南の海もキラキラ輝き、メンバーの笑顔がより一層眩しく見えました初めて乗る江ノ電に感動し、イルカショーでは人一倍元気な声を挙げ、就労訓練の中では見られない、メンバーの新たな一面を垣間見る一日となりました。
メンバーのみなさん。一日おつかれさまでした。

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役職員研修会

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地域福祉係 高井です。
 10月22日金曜日、三浦市総合福祉センター多目的ホールで役職員研修会を行いました。社協では、役員(理事・評議員)職員を対象に定期的に研修を行っています。今回は、三浦市社協の顧問弁護士狩倉博之先生(横浜弁護士会所属、狩倉総合法律事務所代表)を講師にお願いして、「法人後見と後見人の仕事の実際」という内容でお話をしていただいました。
 成年後見制度とは、認知症や知的障害、精神障害などで判断能力が不十分になった人の社会生活を支援する人を家庭裁判所で定めて、普通の生活を送れるように支援する制度です。近年、この制度の相談件数が増えており、職員も制度の理解に努めています。今後は、この制度の普及や利用支援についても相談できる体制や法人後見についても来年度、受任できるよう準備をしています。

ボランティアセンターのお仕事紹介「福祉教育」

地域福祉係(ボランティアセンター担当)の稲積です。

みなさんは、ボランティアセンターの紹介HPはすでにご覧になっていますか?
ボランティアセンターにはいくつかの業務がありますが、今日はその1つ「広める」活動の1つである福祉教育についてご紹介したいと思います。

ボランティアセンターでは、市内の学校からのご依頼に合わせ、児童や生徒を対象とした福祉教育の講師派遣・調整といったお仕事を行っています。
今回関わらせていただいたのは、剣崎小学校4年生の人権教育の一環で取り入れて頂いた「聴覚障害の理解と手話の勉強」をテーマにした福祉教育でした。

講師は三浦市聴覚障害者協会のみなさん。さらに、手話通訳士さんと手話サークルのみなさんがサポーターとして加わり、賑やかな授業がスタート。

耳が聞こえない生活の中での工夫や知恵についてのお話から始まり、
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手話以外にも誰にでも出来るコミュニケーション手法を学び、
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最後には、グループごとに分かれて自己紹介の手話を勉強&発表。
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講師のみなさんの丁寧な説明と、それに答えるかのような子どもたちの真剣なまなざしがとっても印象的で「人の心を育てる」地域の力を感じる機会ともなりました。


ボランティアセンターでは、他にも様々な業務を行っていますので、これからも、1つずつご紹介していきたいと思います。

共同募金開始!!

 地域福祉係 長塚です
いよいよ共同募金運動が始まりました。
 共同募金は、全国いっせいに募金を行うため、厚生労働大臣の告示によって募金期間が決められています。
 赤い羽根共同募金は10月1日から、年末たすけあい募金は12月1日から行います。今年度も様々な方や関係機関の協力を得て行いますのでみなさん共同募金にご協力をお願いいたします。
 余談ですが、この共同募金は、19世紀のイギリスで慈善組織協会に寄付金を積み立てることからスタートし、世界の45カ国の国および地域で行われているらしいですよ。