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知的障害・発達障害・肢体不自由児のお母様方へのヒアリング

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三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳です。
以前にもお話しした障害者施設建設検討プロジェクトが、公式には初となるヒアリングを開催しました。

今回もリアルなお話をたくさんお聞きすることができました。
軽度自閉症児やアスペルガ―症候群のお子さんを抱えるお母さん方は、学校の問題に大いに悩み、肢体不自由児を抱えるお母さん方は、母子分離の機会を得ようと必死なのだということを今更ながら再認識した次第です。

そして、今回ご参加いただいたお母さん方が異口同音におっしゃるのは「子供が風邪をひいたりしたら『入院してくれないかな』と思ってしまう。」「入院したりすると『ホッ』とする」といったレスパイト・サービスに関するニーズでした。

同プロジェクトでは、これからもニーズの把握調査を続け、徹底して利用者に立脚したサービスの構築をめざします。

苦情処理委員会スタート!!

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地域福祉係高井です。
 今年度より、三浦市社会福祉協議会では苦情処理委員会を発足させました。では、苦情処理委員会とは???
法的な位置づけは社会福祉法の第82条「社会福祉事業の経営者は、常に、その提供する福祉サービスについて、利用者等からの苦情の適切な解決に努めなければならない。」となっています。
三浦市社協もデイサービスなどの介護保険事業を始め、市民の皆さんにいろいろな福祉サービスを行っています。事故等が起こらないよう、職員それぞれが細心の注意を払い、研修等を行い、より良いサービスを提供できるように日々勤めております。
 しかしながら、もし、利用者の皆さんに不愉快な思いをさせてしまったり、不利益を与えるような事、もっと努力をしてさらに良いサービスを行うためにご意見をいただき、公平な立場で、審議し助言を行うのがこの「苦情処理委員会」の役割です。
 当然のことながら、苦情を戴かないよう日々の接遇の向上に努めさせていただきことは勿論のこと、市民の皆様にご信頼いただけるような「三浦市社協」であり続けたいと思っております。

神奈川県保健福祉局福祉・次世代育成部事業支援グループ主任主事為田徹さん

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三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳です。
昨日、神奈川県保健福祉局福祉・次世代育成部事業支援グループに、障害者自立支援法に基づく児童デイサービスを実施するにあたっての事前相談に伺ってまいりました。お迎えくださったのは、主任主事の為田徹さん。僕たちの極めて初歩的な質問に懇切丁寧にお答えくださいました。それも3歳の子供でもわかるように。心から感謝いたします。為田さんは、さわやかなイケメンなので容姿に関しては、如何ともしがたいのですが、接客だとか、説明の仕方について多いに学ばせていただきました。為田さん、今後とも宜しくお願いいたします。

にっこにこ母親の会

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三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳です。
本日、管理係の石渡係長とともに障害児を抱えるお母さん方の集まりに行ってまいりました。
どういう集まりなのかもわからぬまま、不安を抱えながら石渡係長とお邪魔したわけですが、なんでも、石渡係長が同会の代表・町山さんから受けた指令は「11時までに初声市民センターに来るように!」とそれだけだったそうです。
果たして僕たちは、着座するなり三浦市の「障害福祉施策の問題点」について、町山さんのマシンガン・トークを聞かされる羽目になったわけですが、あまりにも色々な話を聞かされ、正直言って、今となっては半分も覚えていません。ごめんね。町山さん。
それでも、あるお母さんがお話しくださった事例は、心に深く残りましたので、この場をお借りしてご紹介させていただきます。

ある日のこと。そのお母さんは酷い腰痛に襲われ、動けなくなってしまったそうです。お子さんも寝たきり、車椅子の生活で、養護学校に通学させようにも、スクールバスまでの付き添いすらできない。そのお母さんは、仕方なく腰痛が癒えるまでの期間、そのお子さんと床を這いずりながら過ごしたそうです。僕は聞きました。「誰かに助けを求めなかったんですか?」お母さんはこう答えてくれました。「どこに助けを求めればいいんですか?自立支援法では、通学にヘルパーを使うことなんてできないじゃないですか。ズルして使って、もしバレたら大変でしょ。取り消しなんてことになったら困るもの。それに、障害児に対応してくれるヘルパーさんは少ないから、急な要請には応じられないでしょ?」と。
この話を聞いて僕は、穴があったら入りたい気持ちになりました。
僕らは、まだ何もわかっていないし、何もしていない。そう強く思いました。僕は、その時何をしていたのだろう。電車に揺られながら呑気に新聞でも読んでいたのだろうか。何かできることがあったんじゃないかって。
お話を伺えて本当によかったと思いました。僕らはまだ、スタートラインにすら立っていないのです。
僕らが、これからチャレンジしようという取組みにこんなにも期待している人達がいることに震えました。
もう考えている時間はありません。とにかく行動を起こす時なのだと。

NORMA社協情報

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三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳です。
先日、全国社会福祉協議会地域福祉部の玉置隼人さんがお見えになり、本会の取り組みについて取材をしていかれました。なんでも「NORMA社協情報」に我が三浦市社会福祉協議会の紹介記事が掲載されるとか。恥ずかしながら僕も「社協マン」のはしくれ。「月刊福祉」の読破は難しいにしても、NORMAだけは完読しております(表紙を入れて12頁ですからね)。というわけで、掲載の暁にはどうぞ御一読をお願いいたします。
http://www3.shakyo.or.jp/cdvc/fukushi/norma/index.html