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箱根町社会福祉協議会に視察へ行って・・・

在宅福祉係 鈴木光永です。
前ブログで本会常務理事が申し上げたとおり、箱根町社会福祉協議会を視察してきました。視察内容につきましては、常務理事が概要を申しあげているので省略させていただきます。

常務理事曰く「男が男に惚れた」とのことですが、僕は、山口局長をして「新造人間キャシャーン」を思い出しました。「俺がやらねば誰がやる!」という言葉が真っ先に思い浮かんだのです。「社協がやらねば誰がやる!」これは、いち社協マンにとって永遠の課題だと僕は思っています。今回の視察で学ばせていただいた事を頭におきながら、日々の業務に精進し新造人間キャシャーンとなりたいと思います。重複しますが、箱根町社協の取り組みは多くの人に見て欲しい願います。そうすることできっと新造キャシャーンとなる人が増えるのだから・・・

お忙しい中、快く出迎えて下さった山口局長さん・職員の唐沢さん・志村さん・箱根社協の皆さんありがとうございました。

箱根町社会福祉協議会の挑戦!

昨日、箱根町社会福祉協議会を視察してきた。
箱根町では、廃校となった中学校の校舎1階部分を町から借り受け、そこに事務局機能を集約させるとともに、町内に不足している高齢者のデイサービスに着手するという。


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↑箱根町社会福祉協議会外観


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↑建物内の風景①(元廊下部分)


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↑建物内の風景②(トイレ)

ここに至るまで5年。山口局長はじめ職員の苦労はいかばかりか。
それでも箱根町はやり遂げた。間借りではない自分達の拠点が欲しい―というその熱意は、いくつものハードルを乗り越え、今大きな「成果」として結実しようとしている。
県内でも稀有な事例であることは言うに及ばず、時代の趨勢とともに使用しなくなった公共施設の活用に先鞭をつける優良な範となることは間違いない。学校という「公共」がその役目を終え、社協の手によって「新しい公共」として再生する様は、陳腐な物言いで大変恐縮だがドラマチックですらある。
僕は、この取組みにおおいに感化された。感動していると言ってもいい。なるたけ多くの社協マンに、今の箱根町の取組みを見聞きしてほしい。とりわけ、そこに至るまでのプロセスを…。社協不要論を払拭するヒントが鏤められているからだ。
中心人物の山口局長という男は、本当に格好のいい男だ。男が男に惚れるというのは、こういう事を言うのだろう。

山口局長!お忙しい中、本当にありがとうございました。
三浦も箱根町に追いつけ追い越せで頑張ります。
それが多忙極まりない中、お邪魔をさせていただいた唯一の恩返しだと思っていますんで。

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写真左から、視察に快く対応頂きました職員の志村さん・唐澤さん・山口局長さんありがとうございました!

三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳

四国中央市「発達支援センター」

地域福祉係の稲積です。

先日、愛媛県四国中央市にある、発達支援センターに視察へ行ってきました。

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四国中央市では、発達上の支援を必要とする子どもの療育を総合的に支援するため「発達支援センター」を開所し、「個別支援計画」をツールに、その状況に応じて3歳から18歳まで一貫した支援を行う、関係機関のネットワークづくりを目的とした仕組みが確立しています。

子どもたちの成長にとって、周囲の支援は必要不可欠なものであり、その子どもたちを中心に、関係者が「少しずつ力を出し合う」ことで、出来上がるきめ細やかな「ネットワーク」と子どもの成長アルバムのような「個別支援計画」。
地域全体でその子を育てていく仕組みが、そして、何よりもこの事業を立ち上げられた発達支援センターの職員のみなさんの熱意が、「目」に見え「心」にも感じられる今回の視察でした。

三浦社協でも、児童デイHUGくみのスタートに伴い、子ども~成人までトタールに障害者支援に関わるようになり顕在化してきた「引き継ぎ・連携」という問題。まだまだ新米ではありますが、「三浦らしさ」を活かしながら、早急に仕組みを確立していくことの必要性を改めて実感しました。


大変ご多忙の中、お時間をとってお話下さったセンター長の大西さんと脇さん。


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発達支援センターの職員のみなさん


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本当にありがとうございました。そして、機会があればぜひ三浦にも足をお運びください。

職員研修会「コミュニケーションスキルについて」2日目 

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地域福祉係の稲積です。

先日、先月開催した障害福祉研修会「コミュニケーションスキルについて」の二日目を開催しました。
2日目は「利用者支援の基本的な視点・技法」をテーマに、KCN(かながわ障がいケアマネジメント従事者ネットワーク)事務局長で、湘南セシリア施設長の河原雄一先生にご講義頂きました。

今回は、グループワークを取り入れ、日頃はなかなか交流する機会の少ない、他事業所の職員や一緒にご参加いただきました葉山社協の職員さんと熱い議論と笑顔や笑いを交わし、和やかな雰囲気の研修となりました。

現場でのご経験も豊富な河原先生は、「利用者支援における一番のツールは『感じる自分』」とおっしゃられ、様々な診方・視点の切り替えから解決の糸口を一緒に見つけるため、常に『感じる自分を磨き続けていく』ことの大切さを学ばせて頂く機会となりました。


河原先生を始め、本研修会にご協力いただきました、KCN(かながわ障がいケアマネジメント従事者)のみなさま、本当にありがとうございました。

地域安全マップづくり

地域福祉係の稲積です。

先日(1月12日・19日)、またまた三浦臨海高校の授業にお邪魔してきました。
今回のテーマは「地域安全マップづくり」
三浦市社会福祉協議会では、三浦に関わる市民や関係機関と共につくる、「市民生活向上会議」というものを開催していますが、(以前、ボランティアの部会についてはブログでも紹介しました!!!)今回の授業で中心となったのは、三浦を住みよい町にしていくため、バリアフリーや防災等様々な分野から「三浦」をみつめ、検討していく、「福祉のまちづくり検討部会」の委員のみなさんです。

「地域安全マップ」とは、地域を自分たちの足で回りながら、犯罪が起こりやすい場所を地図にまとめたものを作成する過程を通し、未来の犯罪を予測する危険予測能力を高めていくことを目的に、立正大学の小宮先生が考案された手法です。

「入りやすい」+「見えにくい」=犯罪が起こりやすい場所

の基本原則を元に、各班ごとに

①フィールドワーク(調査)

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②マップ作り

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③発表

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の過程を部会員さんと一緒に行いました。


開始当初は、遠慮がちな生徒のみなさんも、時間とともに緊張もほぐれ、積極的にマップ作りに参加されていました。


今回出来上がったマップは、地域の危険個所把握として、地域の小中学校などの指導の場面でも活用していく予定となっています。


参加した生徒のみなさん、生徒の指導に当たって下さった、部会委員のみなさん、2日間、本当にお疲れ様でした。