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福祉教育「心のバリアフリー」

地域福祉係(ボランティアセンター担当)の稲積です。先日、三浦臨海高校さんから、ご依頼を受け、講師派遣・調整させて頂きました、授業の一コマをご紹介致します。

三浦臨海高校は、高校では珍しい単位制の学校で、その中に福祉を専門とする「社会福祉基礎」という授業を年間通して開設しています。今回のテーマは「心のバリアフリー ~統合失調症の理解~」ということで、統合失調症を経験し、現在ピアサポーターとして活躍されている、杉山さんに当事者の視点からお話して頂きました。

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 授業を聞く高校生の大半は統合失調症という病気は知らないとのことでしたが、「統合失調症の人はとても弱い部分があり、あたたかく支えてほしい」と杉山さんが熱弁されると、引き込まれるかのように真剣な眼差しを杉山さんに向ける姿はとても印象的でした。
授業後には、「私は多分、(病気に)ならないだろうと思っていたし、軽く考えていたので、統合失調症は、すごく身近にある病気だと分かりました。偏見をしないで相手の事を考えて対等に接するのがいいと思いました。」といった感想もあり、近年、低年齢化する精神障害について、福祉教育の中に取り入れていくことの必要性を感じる機会となりました。

今回の授業にご協力頂きました、杉山さん、そして地域生活サポートセンターとらいむさん、どうもありがとうござました。

ふくし探検ツアー ~IN 市民まつり~

地域福祉係(ボランティアセンター担当)の稲積です。

11月22日(日)に潮風アリーナで開催されました、みうら市民まつりにおいて、昨年に引き続き、出張ボランティアセンター、ふくし探検ツアーを行いました。

「市民にボランティアセンターや福祉について、身近に感じて頂く機会を積極的に作ろう」という声を受け、スタートしたこの企画。今年度は三浦市ボランティアセンターと三浦市ボランティア連絡協議会の共催で、大勢のボランティアさんにご協力頂き、開催することとなりました。

ボランティアの主力を担うのは、ボランティア連絡協議会のみなさん。

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ツアーでは、これまでボランティアセンターとの関わりが多くなかった方や団体のみなさんにもご協力頂きました。

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今年は、最後に、参加者とボランティアが作り上げる壁面アート制作にもチャレンジ。

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参加者の中からは「初めての体験ができて、とてもよかった」「今後は積極的にボランティア参加する事を目標にする」といったご意見も頂き、好評にて終了することができました。

これからも、「地域を支える市民の力」や「自分たちにも何かできることがある」ということを身近に感じていただけるよう、ボランティアセンターとして、様々な活動を展開していきたいと思います。

☆いなげや自主勉強会 パート2☆

地域福祉係の稲積です。
先月、ブログでご紹介させて頂きました、いなげやの職員さんによる自主勉強会ですが、先日、第2回の勉強会が開催されました。

前回の勉強会をもとに、店舗の中で自分たちに何ができるかを、専門的なお話を聞きながら、考えていきたいとのことご依頼を受け、第二回の勉強会を企画させて頂きました。
 今回は「知的障がいの特性や日常生活から接客のヒントを学ぶ」をテーマに、武山養護学校、連携支援部長の永井朋子先生にお話して頂きました。

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講義の中では、障がいの特性や場面ごとの対応方法について、分かりやすく説明するとともに、お買い物に来ることを社会勉強、そして自立の第一歩として捉え、特別扱いしなんでもやってあげるのではなく、「一緒に考えて行動する。寄り添う」気持ちを持って接することが大切とお話されていました。

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ハンデを持つから支援するのではなく、地域の中でみんなのちょっとした心遣いから、気持ちや個性を育てていくことの重要性を改めて感じました。
今回はいなげや三崎店の職員さんだけではなく、いなげや本部の労働組合の職員さんや、
障害者しごとサポーターの和田さんにもご参加いただき、障がいをお持ちの方を地域で見守るためのネットワークづくりにおける一番大切な「顔つなぎ」の場としても、大切な役割を果たす事が出来た、そんな勉強会になったように感じました。


※障害者仕事サポーターとは
神奈川県が行っている事業で、障がい者の身近な地域で、一般企業等で働く事を希望する障がい者の就職から職場定着までをさまざまな関係機関と連携しながら支援することを目的として、企業の雇用管理等や福祉施設における支援の経験者を「仕事サポーター」として、地域ごとに配置し、企業とのコーディネートを行っています。
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/06/0614/syogai/support.html

青少年支援ワーカー養成研修報告

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地域福祉係 長塚です。
 9月26日の日曜日にNPO法人青少年メディア研究会ねちずん村の下田眞理子先生を講師としてお招きして研修を行いました。お題は、大人が知らない携帯・インターネットの「危険」についてです。今やほとんどの人が持っている携帯電話。小学生でも持つ時代となってきました。そこで、携帯やインターネットの危険性について事例を紹介しながらその対策を学びました。
 地域の民生委員さん、青少年指導員さん、保護者やその児童、ボランテイィアさんなど青少年指導に関わる方の参加があり満足のいく研修でした。

寄付

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三浦市社会福祉協議会常務理事の佐藤千徳です。

ライオンズクラブの皆さんから慈善活動の収益金をご寄付いただきました。
地域経済の低迷は、本会にとって最も優良な財源となる「寄付金」に暗い影を落としています。
そんな中、ライオンズクラブの皆さまから大口の寄付金をいただきました。ありがたいです。
ライオンズクラブの活動は、こちらで↓
http://www.miuralions.jp/